植物エネルギー 第387話 ~ 名寄、襟裳岬、旭岳 ・・北海道の元気ダイジェスト・・~
7月3日朝4時に札幌そ出発して、襟裳岬での「2009年度第3回漢方・薬用植物研究会 出前講座 in 襟裳岬」を開催、その後旭岳に登って昨晩遅く大学に戻ってきました。お泊りです(笑)。6月28日、名寄市での「薬用植物観察会&撮影会」に続く2週続けてのイベントで、総走行距離2000Km。さすがの私も少々お疲れさんモードです。
なお、本日から5日連続で北海道新聞に私のコラムが掲載(朝刊)されます。ぜひ読んでくださいね(笑)。
名寄市から襟裳岬までダイジェストで足早にお届けします。詳しいブログについては後日。
先ずは・・・6月28日(日)の「薬用植物観察会&撮影会」からどうぞ!
観察会に札幌やオホーツク海岸、旭川方面から多数の薬剤師さん、それから一般の方が来てくださいました。説明するのは、(独)医薬基盤研究センター 薬用植物資源研究センター 北海道支部の場長さん。柴田先生です。私の植物の師匠でもあります。とーっても植物さんたちを愛していらっしゃる方なんです。先週も名寄市から襟裳岬まで来てくださいました。
広い圃場に様々な薬用植物が栽培されています。品種の改良、栽培方法の改良などが行われています。
この日の目玉はこれ・・・
順に、ダイオウ、シャクヤク、ホッカイトウキたちです。いずれも様々な漢方方剤に配される重要な薬用植物たちです。
6月28日はこのイベント終了後、午後4時半に名寄市を出発して、襟裳岬に向かったのでした(笑)。旭川 ⇒ 富良野市 ⇒ 日高町 ⇒ 富川町 ⇒ 浦河町。夜中の12時到着でした。
途中、美瑛町からこんな風景が・・・
夕日が沈んだ直後です。雲がたなびく右側の山が富良野岳。今年も7月の終わりに登ります。
で、たぶん中央が十勝岳?だと思います。
この後の、襟裳岬の様子は以前のブログに速報で掲載いたしましたので、割愛させていただきますね。
で、7月3日からの襟裳岬です。
先ずは・・・、昨年会ったMaxのエゾスカシユリくんとマルバエゾニュウ(アマニュウ)くんで。
さらに・・・、どうです!
エゾカンゾウくんの当たり年!この場所から離れがたく・・・30分以上もたたずんでしまいまいした。
さらに・・・この日は快晴!で、夕日を見に同じ場所へ来ました。アヤメくんが夕日に照らされ・・・泣きたいくらいに穏やかで、静かな気持ちになりました。襟裳岬の大地のエネルギーをいっぱいに吸って・・・「さあ明日からも生きよう!」。そう思った瞬間です。
7月4日。いよいよイベント開催です。スタッフから連絡があり、無事朝8時半にバスが出発しました。
12時半過ぎ、襟裳岬にバスが到着。1時半から、「風の館」で講演会。私、守人(まぶりっと)の高橋さん、植物写真家の駒井千恵子さんが30分ずつ中身の濃いお話を・・・
下の写真は高橋さんです。
講演会終了後は植物観察会。約2Kmの道を2時間かけて歩きながら植物たちと会話をします。道端に!すばらしい植物たちがいました。
ステキな植物たちと会話をしていたら・・・ついつい2Kmも歩いてしまった。これが本当の運動です。「○○○しなければならない」の気持ちでの歩きやジョギングでは・・・私は効果があまりないのではないかと思います。無理は続かないものです。
植物たちを知って、会話しながら、愛でながら・・・歩く!皆さんもやってみませんか?
とか言ってるうちに夕食会場の東洋の生活館に着いてしまいました。私もお腹がペコペコです。
皆さん開会のあいさつ前に・・・食べ始めてました(笑)。飲んでる人も!
すばらしいですね。全て能動的な行動です。ステキな気持ちを持った人ばかりの間では規則などなくても良いのです。楽しいイベントに窮屈なものは何も必要なし!
で、えりも町の岩本町長、小林教育長が駆けつけてくれました。ありがとうございました。
夕食会途中からは、今年の目玉、音楽アーティスト「草舞弦(そうぶげん)」のすばらしいライブです。口、目、耳、鼻、肌からの感動こそが心のクスリ!そう思いませんか?最高の盛り上がりでした。
7月5日も、百人浜に場所を変えての植物観察会。2日間で6Km以上は歩いたはずです。
そして・・・7月6日は旭岳の植物たち会ってきました。
どうです!最高ですね(笑)。
昨年も同じ時期に来ましたが、今年は雪が多いようです。植物たちも遅れていますね。昨年はチングルマくんやエゾノツガザクラくんたちが満開でした。今年はまだ先はじめって感じです。キバナシャクナゲくんたちが絶好調!
それにしても・・・北海道の大地は世界一!
あらためてそう思った2週間でした。
旬の植物たちは待ってはくれませんよ。ぜひぜひ・・・植物たちに会いに行ってくださいな!
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