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2009年9月 8日 (火)

植物エネルギー 第423話 ~ 第20回東洋医学シンポジウム ~

 9月も中盤にさしかかりますね。どんどん秋になって・・・そして・・・白い季節が近づいてきます。これから先はは寒邪(かんじゃ)、風邪(ふうじゃ)が進入し易くなってきます。体を冷やさぬようにしてくださいね。

 先週末は・・・やはり、超ハードでした。

 先ずは土曜日。新篠津温泉で第20回東洋医学シンポジウムがあって、そこで発表してきました。北海道で活躍する漢方医、薬剤師、鍼灸師さんが臨床例の中から、いろいろな疾病に対する新たな方向を模索する、すばらしい会なんです。参加者は必ず発表するか、司会をするか、コメンテーターになるか、何かしら参加しなければいけないという。すばらしい会です。堅苦しさはいっさいなく、平服で完全なフリートーク形式です。

 今年は、南富良野町で活躍する下田先生、牧田病院の医師で私の漢方の師匠にして主治医でもある今井先生、若手のすばらしい感性をお持ちの鈴木先生・・・なんか豪華キャストが勢ぞろい。

 私も発表しました・・・。いよいよ誰も踏み込もうとしていない・・・自殺予防の心のク・ス・リについて発表し、皆さんのご意見をお聞きしました。

 発表タイトルの画面からです。

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 で、先ずは交通事故で亡くなる方と自ら命を絶ってしまう方の統計からご覧ください。

 先ずは交通事故死者数から・・・平成20年には5000人の方が尊い命を落としていますが、平成10年に比べると、かなり減少しています。

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 しかして・・・自ら命を絶って無くなる方の数は・・・1998年以降30,000人を超えています。今年もすでに30,000人を越えたとの報道があったばかりですね。

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 私はここ何年か、この事に大きな関心がありました。実際に自ら命を絶つ方の予備軍みたいな方はこの何倍もいるのではないかと思います。

 自ら自分の命を絶つって・・・どういうことなんだろう?何故誰もこのとんでもない問題に取り組もうとしないのかしら?心療内科くらいで取り上げるだけで、少なくとも薬学領域では誰も取り組んでいない分野であるはずです。

 そして・・・西洋薬は・・・私の考えでは・・・全く無力だろうと思っています。この最終行為を遅延させる薬はあっても根治的に治す薬は・・・おそらくゼロでしょう。で、今後も、それは・・・無限に不可能だと思っています。

 「自ら命を絶つ」ということは・・・どういうこと?

 この数年間の疑問を以下のように考えました。

 私の考えでは、漢方で最も大切な概念の1つ「」とは「心のエネルギー」と同じだと思っています。「あれをやってみたい」、「これもためしてみたい」、「これってどうなんだろう」、「何故こんなことが起こるの?解決しよう」・・・・etc・・・。「勇」、「士」、「志」、「英」、「鋭」、「やる」・・・etc・・・全てに「」という文字が入っています。

 一生懸命に生きると・・・当然のこととして・・・この水色の心のエネルギーが減ります。減った部分が赤い色で示されています。

 この一生懸命生きて、消費したエネルギーは何で補充されると思いますか?

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 私は・・・一生懸命生きて、その一生懸命生きた人が行った行為によって、関わった人が心からの笑顔のなってくれるのが一番の心のエネルギーを補充されることだと思います。一生懸命生きるとは・・・そのもの、そのことが何かに対する愛のエネルギーから起こることなはずです。例えば、「子供に美味しいコロッケを作ってあげたい」と思って一生懸命コロッケを作って・・・子供から笑顔で「美味しい」と言われた瞬間に、消費した心のエネルギーは満タンに補充される・・・そして・・・また明日から一生懸命に生きようと思うカ「勇気」と「元気」が湧きあがってくる・・・心のエネルギーはこんな感じで補充されるのではないかと・・・思うのですが・・・。このようなことが毎日繰り返されるならば・・・人は自ら命を絶つなんてことが起こりとは思えません。

 心のクスリとは・・・やはり、一生懸命に生きることが大前提で・・・その結果として・・・何かステキなご褒美。それは、「ありがとう」という言葉かもしれないし、「心のからの笑顔」かもしれないし・・・・たぶん無限にあるはずです。

 まとめると・・・以下のようになるのではないかしら・・・

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 やはり・・・心のクスリとは・・・「」の一言に尽きるでしょう。で、究極の「」とは・・・「無条件に何かに自分の存在をみとめてもらう」ことだと思います。

 そして・・・「」の対局にあるものとは・・・・「無関心」、「無視」、「見て見ぬふり」に間違いない。で、それは究極のということになるはずです。

 で、現代社会といえば・・・・もう皆さんおわかりですね(笑)。

 一生懸命生きても誰からもご褒美=「」をもらえない・・・と思っちゃえば・・・人からだけのが全てだと思っちゃうと・・・・心のエネルギーはゼロになっちゃうかもしれませんね。現代社会に生きてる人は・・・高度に発達した物質文明の中で・・・物質のために自分を顧みる時間もないほどに焦らされて生きているように思えます。かつての私もそうでしたが・・・。それってどうなんでしょうね。自分のを顧みることもなく・・・ただ・・モノのために生かされてる・・・としたら・・・真面目な人ほど・・・心のエネルギーの消費は激しいのではないかと思うのですが・・・

 でも・・・人以外から『愛』がもらえるとしたら、どうでしょう?

 例えば・・・地球から『愛』をもらっちゃう・・・なんて・・・思ったことはありませんか?

 私は・・・8年前に気づきました。人から褒めてもらおうとするから・・・何か陰の感情、負の感情が生まれるのだと・・・

 で、地球から愛してもらっちゃおうって思えるイベントが発生しました。それが・・・身近な植物たちを接写するってことだったんです。写真展を開催させていただき、多くの方の笑顔をいただいたことは私にとってのとてもすばらしい出来事でした。・・・が・・・他の人に褒めてもらいために写真を撮っているのでは、100%ないんです。自分がステキだなあと思える写真を取り続けたい。それしか考えていません。植物たちのステキな瞬間がフィルムに写っている私の心は元気だと思えるから・・・

 そして・・・それを続けていくうちに・・・植物って・・・地球の元気そのものだと思えるようになり・・・そしてそれは・・・私は地球を愛しているから、そのご褒美にそのすばらしい瞬間を見せてくれているんだと思えるようになり・・・さらに・・・「わーい、俺って地球に愛されてるかも・・」って思うようになったんです。結果として、体の健康もズイーンとアップ。

 並行して漢方も学んでいましたから・・・「心身一如」とはこのことか・・・と・・・実感しました。心と身体は繋がっているんですよ。

 地球からの愛とは五感で感じ取る「感動」の数かと思っています。

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 地球の営みをフィルムカメラで接写する。先ずは森の中にカメラを持って入ってみませんか?

 

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