植物エネルギー 第436話 ~ ニセコの元気 ~
9月23日はニセコ町の植物たちに会ってきました。いつかは行こうと思っていたイワオヌプリに登ってきました。
イワオヌプリとは・・・硫黄の山という意味。もちろん超酸性土壌ですから、フツウの植物たちはいない・・・のです。
天気は・・・快晴!
朝4時7分、自宅を出発。いつものように自宅から・・・
明けの明星、金星が輝く朝早くです。
コンビニで登山用の水、チョコレート・・・を購入。で、天空を眺めると・・・
星系写真はとんと・・・ダメ(笑)。ちょいとブレてますが・・・冬の星座オリオン座が・・・もうすぐ冬がやってきます。
愛車を駆って、友人との待ち合わせ場所、進路を中山峠へ・・・
峠近くの、とある場所で見つけた森の元気です。朝5時30分。
東の空が白んできました。もうすぐ夜明け!
朝5時34分。
もうすぐ太陽が顔を出します。
出ました。朝5時39分。
ここで友人と合流。一路登山口のあるニセコ町は五色温泉へ・・・
なのですが・・・寄り道ばかりの道中になってしまいました。
先ずは中山峠から見た蝦夷富士です。
看板が微妙ですが、まあまあ良い味ですね(笑)。
中山峠を下り、喜茂別町から京極町へ向う途中です。
すばらしい・・・ですね。
いよいよ京極町に入りました。で、思わずすばらしい蝦夷富士に魅入られてしまい、しばし撮影会になってしまいました。朝6時24分。
どうです?このテースト!たまらんですねえ~
こんなすばらしい蝦夷富士は生まれて初めて見ました。ホント最近ついてますね。なんか感動の嵐です。
数秒後に、このお山はこんなふうに・・・
まさに地球は動いている。これまで通りなど何一つなし!
「すべての終わりは全ての始まり」がそこここにころがっています。執着、こだわり・・・過去に生きるのも人生には必要な手続きではありますが・・・全ての始まりもすぐ目の前にあると私は思うのですが・・・
なんたって、地球がこんなに変化しているんですよ。一生懸命生きて、全てを受け入れながらどんどん前に進みましょ(笑)。そしたら・・・きっと地球が何かステキなプレゼントをくれるように思えます。
とか言ってるうちに、登山口に着きました。朝7時7分。
こちらの方角はニセコアンヌプリ。山から遅い朝日が顔を出しました。
で、登山靴に履き替え、カメラの機材を用意します。今回はニコンF6とF2の2台を持って登ります。
準備も終わりいざ出陣!
始まりはここから・・・。朝7時17分。
この道を真っすぐなのですが・・・、この橋を渡りきったと所には高山植物の群落がありました。
シラタマノキくんとアカモノくんの朝露のついた熟した実が朝日に照らされて・・・
思わず撮影会が始まっちゃいました(笑)。フィルム1本分をたっぷり撮りきってしまいました。30分間ほどここで時間を使っちゃいました。
私の旅はいつも予定通りにはいかないのです。だって・・・想定外の感動がいつも飛び込んでくるんです(笑)。
さて、いざ出発。
ここを行きます。急な階段が続き・・・
いよいよ本格的に登りが始まります。
五色温泉郷が眼下に見え始めました。下山したら・・・ですね(笑)。
オオカメノキくんの完熟の実がたわわに・・・
その他にもツバメオモトくん、マイヅルソウくんの実が美しく、アートでしたね。
その他にもオガラバナくんの葉とかミヤマハンノキくんの葉っぱ・・・たくさん撮らせていただきました。フィルムの作品は後日!
相棒も撮影しながら登ってきます。今年、神居尻山で鍛えた足腰はだてじゃないですね。どんどん進化しています。
イワオヌプリ=硫黄の山。
いよいよ急勾配。
ここを行きます。
そして・・・
植物などなにもいない世界をたんたんと登っていきます。
眼下には五色温泉郷があんなに小さく・・・
トップからは日本海も見えました。
積丹半島です。泊村の原子力発電所も見えました。
トップで朝食後、すぐに下山です。
ここには、五色温泉の主、ニセコの番人がいます。
この方です。ニセコのことならなんでも知ってるすばらしい方です。
五色温泉周辺のことを毎日のようにブログに掲載してくださっています。ぜひご覧になってみてください。こちら⇒ニセコお花畑だより
とても美味しいコーヒーが飲めるのですよ。味ものど越しも最高です。ぜひお試しあれ。
松ボックリやドングリさんの実などを使った工芸品もすばらしい!
美味しいコーヒーをいただいた後は・・・そうです(ニヤリ)、汗を流すために・・・温泉にはいっちゃいます。今日は本館が大混雑・・・なので、初めて別館に入りました。
ここは・・・誰も人はいなく・・・私たち二人で貸し切り状態!
こんなところです。
私の裸はお見せできませんが、ここで汗を流して、新鮮な天空の気をいただき、さらに心のエネルギー充填します。
ご主人にお話を伺うと・・・一泊3600円ほど・・・!
湯治用の温泉だそうで・・・持ち込んで自分たちで作って食べ飲みできるすばらしいお宿なり。
いかがですか?晩秋の夜、豚汁と美味しい肴で、すぎゆく秋を愛でながら、一の蔵酒造の『金龍蔵』なんぞを冷酒で・・・もしかして晴天なら・・・満点の星空、天ノ川を肴に美味しいワインなんかもステキですね。きっと。などと、見果てぬ夢はエンドレス!
気持ちが良くなると、どんどんステキなことが浮かんできます。
すっかり心のエネルギーをいっぱいにした後は・・・さらに・・・お口からも魂の入った食材をいただきに行きます。
ここです。
札幌方面から行くと、京極町に入る手前、国道の右側の畑の真ん中に建つ饂飩屋さんです。その名は・・・『野々傘(ののさん)』。
北海道医療大学の職員だった方です。とても学生に人気のあった方なんですが・・・ある日大学をやめて、饂飩の修行を始め・・・ついに・・・すばらしい饂飩屋さんを・・・
麺も出汁も美味しいけれど・・・なんたって、饂飩全てに野々さんの気合、想い、魂が入ってるのがうれしい。ニセコに行った帰りはいつもこれでしめます。
私のお勧めは以下の二品。
大きなマイタケの天ぷら2ケ、海苔の天ぷら、紫蘇の天ぷらののったぶっかけ饂飩。最高なり。
それから・・・私はこちらの方が好みです。大きな竹輪の天ぷら2本と半熟玉子の天ぷらののっかったぶっかけ饂飩。これも最高なり。
心もお腹もいっぱい!エネルギー充填200%か(笑)。
ノノさんご馳走様でした。いつまでもアクティヴでいてくださいね。また寄らせていただきます。See you again !
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