« 植物エネルギー 第557話 ~1月26日朝は恐怖の通勤(笑) ~ | トップページ | 植物エネルギー 第559話 ~北海道医療大学・北方系生態観察園 ~ »

2010年1月27日 (水)

植物エネルギー 第558話 ~猛吹雪(風邪 & 寒邪) ~

 昨晩、1月29日に小樽市で、小樽市の薬剤師さんに「漢方の基礎」を講演することになっている講演原稿を仕上げることができました。

 全て新しい知識でまとめてみました。

 漢方のすべてをわずか1時間でお話することは不可能ですから、先ずは身近な風邪薬からお話しようと思っています。皆さん、漢方薬の風邪薬って何種類くらいあると思いますか?

 S

 ざっと30種類以上あります。

 で、風邪と一口に言っても・・・、最低3つくらいに分類されます。ただし、これは、風邪の初期のお話。

04_2 

 風邪(カゼ)って漢字もおもしろいですよね。漢方では風邪(ふうじゃ)と呼びます。風邪は寒邪(かんじゃ)といっしょにきますのでね。寒気がするんです。で、首筋辺りから邪は入ってくることになってるんですよ。衣服を着ていてもゾクゾクってする時は、もう邪が入ってますのでね。解表剤(げひょうざい)という汗を出して邪を外に出し、表(ひょう)の元気を取り戻すんです。解表剤にもいろいろ種類があるんですが、基本的には桂枝(けいし)=シナモンや生姜が入っています。辛味で身体を温め汗を流して(たくさんではないですよ)、邪を出す。これを辛温解表剤といいます。

01

 なので、生姜湯、シナモンティーなんかも風邪の予防になるんです。

 解表剤にもいろいろあって、その人の体の状態、心の状態で飲む漢方薬が異なるのです。まあ例えば1つの指標はこれ!

06

 下の6つの漢方薬は代表的な解表剤です。

 一般的に、身体のがっちりしたタイプ(実証)は赤字で書かれる処方のどれか、虚証タイプは下2つ。みたいな分け方なのですが、これは自分で判断してはいけません。ステキな漢方医にちゃんと診てもらってください!

08

 ちなみに私が常に常備しているが、桂枝麻黄各半湯です。私の場合、邪はいつも喉からやってきます。なので、なんかゾクっとした寒気があって、喉がチクっと感じた時は桂枝麻黄各半湯をお湯に溶かして飲みます。そんな時は、だいたい美味しいく感じますね。美味しく飲める漢方薬は効きます。身体がその味を欲してるってことです。おかげで、この7年間、風邪をひいたことがありません。言っときますが、美味しくないから効かないということではありませんから(笑)。お間違えなく!

Photo

 それから漢方で大切なのは養生です。風邪をひいて、西洋薬で一過性で熱を下げたり、咳をとめても・・・本当は身体を温め、身体にやさしいものを食べて養生しなければなりませんが・・・皆さん養生してます?

 特に西洋薬は基本的には全て毒ですから、これを飲むだけで、体は弱るのです。なので、症状が改善されたからといって動き回るのは長い目で見て危険な行為なんですよ。

 西洋薬は効きが鋭いので、風邪が治ったかのように錯覚してしまうものでもありますね。

 漢方では養生の重要性もちゃんと説いています。

05

 高度な機械文明は人間を忙しくさせています。が、風邪をひいたときは、人生を長いスパンで考えるチャンスではないでしょうか?

 で、身近な食材の中にも、風邪薬はちゃんとあるんですよ。

 なんてことを小樽市でお話しようかと思っています。

あっ、なんか喉がチクっとして、ちょいと寒気がしました(これはたぶんTシャツ1枚でいるせいです)。早速、桂枝麻黄各半湯を煎じて飲むことにします(笑)。

 で、最後にめったに見ることのできない風邪 & 寒邪(大雪)をご覧ください。

01_2 02 03

 やあ、すごいですねえ~(汗)。

 でも基本的に私は・・・猛吹雪が大好きで、ついついお外に出て、風と雪を感じたくなってしまう人です(笑)。

 風邪と寒邪よ来い!受けて立ってやるぜ!って思うのは変かしら(笑)。

|

« 植物エネルギー 第557話 ~1月26日朝は恐怖の通勤(笑) ~ | トップページ | 植物エネルギー 第559話 ~北海道医療大学・北方系生態観察園 ~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 植物エネルギー 第557話 ~1月26日朝は恐怖の通勤(笑) ~ | トップページ | 植物エネルギー 第559話 ~北海道医療大学・北方系生態観察園 ~ »