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2010年4月22日 (木)

植物エネルギー 第646話 ~ 4月21日、太四郎の森 ⇒ 襟裳岬 ⇒ 観音山 ~

 広尾町にある「太四郎の森」 へ・・・、ついに行ってきました。

 私の理想とする全てがありました。場所を探すのに15年、笹だらけの荒れた森を18年かけて整備、種をまき続けて・・・そこには、私の想像をはるかに超えるステキな波動が流れている場所でした。

 森を育て続けた人の名は、泉幸洋さん、名刺の肩書きは・・・、「森人」です。

 さっそくご紹介しましょう(泉さんの了解はとってあります。)

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 ここは全て笹だらけの荒地だったそうです。最初は鎌で笹刈りをしていたそうですが、すぐに腱鞘炎になったそうです。この流れる水は・・・飲めるんですよ。なにせ・・・全て湧水、それも・・・日高山脈の伏流水が地上に現れる場所。それも3ヶ所も!

 泉さんの案内で森へ出かけます。彼の後をついていかなければならないのです。なぜかって!それは・・・カタクリさん、エゾエンゴサクさん、アズマイチゲさん・・・が芽吹いているからです。彼はその全てを知っているのです。

 泉さんが先頭。MyLoFEの編集長のFさんと私のスタッフのNさん、最後に私です。

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 なぜ私が最後かっていいますと・・・、当然撮影してるからです(笑)。

 私は、雪の中から顔出すスプリングエフェメラル(春の短命植物)たちを撮るのが最近の願いでした。

 この日は寒く、十勝では季節はずれの積雪!なんと・・・神様のプレゼントでしょう(笑)(笑)。願いはちゃんとかなうのです。ここだけでフィルム3本も使っちゃいました(笑)。

 ファインダーから地球の元気をいただきまくりです。So Happy !

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 いかがでしたか?もう何も言葉は必要ないですよね。

 あらためて・・・。全てお一人で・・・。ステキとかすばらしいとか、すごいとか・・・もはや次元を超えてます。

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 シラネアオイ大群落になるそうです。お写真を見せていただきました。これです。

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 そして泉さんがご自分でおつくりになったお家で色々なお話をお聞きしました。泉さんです。

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 驚くべき事実が解りました。私はまだまだ甘い!

 最も感動的だったのは、彼は、自分の森で採取した植物の種を森中に播いて歩いたんです。それで・・・蝦夷立金花(エゾノリュウキンカ)さんというのは・・・本当にキレイな水のあるところでなければ、育たないのだそうです。逆に言えば、エゾノリュウキンカさんのいるところの水は、本当にきれいということになるのだそうです。

 春の水性植物といえば、エゾノリュウキンカさん、ミズバショウくん、エンコウソウが代表的ですが、ちゃんと住み分けされているそです。下の写真をご覧下さい。エゾノリュウキンカさんの咲いている場所は、伏流水の湧き出るところ。でもって、手前にエンコウソウくんがいるんですが、水の弱い流れのあるところにいます。ミズバショウくんは、流れがない場所。

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 言われてみればそのととおりか!つまり、フレッシュな酸素がいつもたっぷりある水でなければエゾノリュウキンカさんは育たないということに・・・!

 下は、北方系生態観察園の最もたくさんエゾノリュウキンカさんが住んでいる場所です。確かに伏流水が集まるところです。なーるほど!納得!

 なので、種を播く場所も自ずと決まってきます。そこの笹を刈って、完熟した種を播種する。今年から開始です。

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 それから、カタクリさんの播種の仕方も習っちゃいました。これは・・・内緒です(笑)。北方系生態観察園全山にカタクリさんのお花を咲かせます(笑)。これも今年から開始です!

 日本一ステキな森にしちゃうんだもんね(笑)。

 これが、真の研究だと思います。

 でも・・・、私自身の森が欲しい!・・ですね(笑)。少し頑張っちゃいましょうかね!

 いつかはきっと!自分の育てた森に、そこにいる全ての植物たちの芽出しから枯れるまでのステキな瞬間の作品が飾られているギャラリーがあって、そのそばには自分の食べる分だけの畑があって、私が種を播いて育て、料理しちゃう。そんな場所をきっと作っちゃいますよ。きっとです。

 泉さんを見ていたら、夢は必ずかなうものだと・・・、確信しました。そのために、これまで以上に自分の心にウソつかず、毎日を一生懸命生きることにします。その先に必ず!ですね(笑)。

 そうそう「太四郎の森」は有料(500円)です。かつ、土曜日、日曜に限られます。泉さんに案内してもらわなければなりません。連絡先はこちら⇒090-1305-9558です。

 そうでなくっちゃ!命かけてやり遂げたことに対してタダはダメです。「おいしいどこ取り」になっちゃいますからね。私もタダならもう行けません!タダで見ちゃったら・・・私自身が病んでしまう!

 これも最先端を行ってますね。

 さて、すばらしい元気を広尾町からいただいた後は、襟裳岬経由で札幌へ!

 なんと600キロの旅になっちゃいました。

 でもって、襟裳岬の早春です。

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 西海岸の陽だまりにはアキタブキがいっぱい!

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 そして・・・

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 この斜面が色とりどりのお花で埋め尽くされるまで・・、あと2ヶ月です。

 

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コメント

 私も今の場所にたどり着くのに、やはり10数年かかりました~~~。その為に農業従事者の資格もとりましたし・・・・

 雑木林が7000平米(山菜の宝庫)部分とカタクリ・延胡索と蝦夷のリュウキンカが居ます沢の部分とがあって、海が一望できる景色が絶景です。全部で約8000平米の自然薬草園(農地も)です。
 
 今度、来てくださいね。きっと感激する事、請け合いです♪

PS 連休明けに桃・リンゴ・サクランボの木々が満開予定で花見をしています~~~ 

投稿: くすし | 2010年4月22日 (木) 18時21分

やあステキですねえ~。中村先生も私の追いかけたい一人ですよ。
一度おじゃましたいですね。
今度ご招待してくださいませ。
先生の森の植物たちの写真を撮らせてください。
それではまた。

投稿: 元気の種 | 2010年4月22日 (木) 19時51分

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