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2010年7月30日 (金)

841話 ~Velvia50に写る「冬の森は宝石箱」の世界 ~

 昨日、チャオさんで冬の森の展示をしたお話を前のブログで紹介しましたが・・・。全ての作品を展示し終わって、室内の空間オーラが別空間になっちゃいました。偶然そこにいらっしゃった著名な画家さん、お三人、オーナーママ、常連さんが思わず立ち上がって店内の作品のそばまで行って、冬の森の輝きに釘付け状態になりました。

 私と私のスタッフ自身も、驚くほどの変化でした。

 今回の写真展のことの始まりは、チャオさんのオーナーさんが、「内のクーラーが壊れてるので、寒くなるような写真展できない?」だったんです。まあ私も「6年間ほど撮りためた冬の森の情景ならあるよ。それで良いなら」って全く何も考えずにOKしたことが事の始まり。

 私自身、冬の森の情景については、自画自賛してたんですが、「まあ、こんな寒々しい作品が好きなのは、私がエネルギッシュだからだよなあ~。まあ冬の情景だけの写真展など一生するこなどないよなあ~」って思ってました。

 それに、そもそも冬の森に入って撮影しようと思ったのも、撮影技術向上のための修行の一環と木々たちの冬芽の修行のためだけだったんです。真冬の晴れた日に、真っ白なものをちゃんと撮ることができたら、お天気の日の白い花や黄色い花もちゃんと写せるに違いないとも思ってましたので、冬の森に入ると1粒で3つ美味しいことになるはずだ。なんてのが動機でした。

 が、森に入っているうちに、どんどん真冬の森のすばらしさに魅入られちゃって(笑)・・・、ワイドレンズで撮影したり、色々やってるうちに、どんどん作品が増えていったのでした。

 で、堀田清、『真冬の森は宝石箱』の世界を2004年からダイジェストでお見せします。

 先ずは2004年。

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 大学裏のゴルフ場に続く道からの撮影です。大学のシルエットが見えます。

 そして2005年。

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 実は、この時は露出補正のことは何も知らず撮ってたんです。で、木が黒くなっちゃって・・・「オレって写真が下手なんだなあ~」とかなり落ち込んだ作品です(笑)。

 2006年は上手に撮る自信がなかったので、風景は無し。で、これと・・・

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 たぶん2度と撮れない名作でしょう。これです。

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 2008年に富士フイルムフォトサロン札幌での2度目写真展展示しました。この作品は、サロンの写真展案内の表紙作品として採用されました。

 で、2007年に撮影したこの1枚の作品が、私の心の中の何かを突き動かしました。

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 私は・・・、この作品の中に1つの宇宙を見ました。

 で、この作品を撮影したカメラが、私の大学時代の恩師だった故縣先生の形見分けとして奥様からいただいたニコンF2フォトミック。初めて使った時に撮影したのがこの作品です。今思えば、縣先生の魂がこの森に戻ってきていたのかもしれない。

 で、2008年からは、どんどん行きます。

 先ずカはこれ。

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 次はこれ

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 さらに

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 どんどんいきましょう。トドマツくんもこうなると輝きますね。

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 オオヤタドリさんの地面に落ちそびれた種だって輝く!

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 ミズナラ(ドングリ)さんの頑張った葉っぱさんの元気も!

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 シラカバくんの枝。氷点下20℃なら輝きます!

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 氷点下20℃、雪の中に凍えながら、昇る朝日を、北海道医療大学薬用植物園で待ちます。すばらしい光が私と森の全てを照らすのです。

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 そして2009年冬。

 カンジキを履いて森に出かけ、汗だくになって、いつも仰向けになって空を見上げる場所でカメラを覗いていたら、そっと風が森の谷を通り過ぎたのでした。

 その刹那・・・

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 森で一番大きなケヤマハンノキくんの枝先に前日積もった新雪が、風に吹かれて、落ちてきました。

 で、連続でシャッターを切ったんです。

 最後はこれ。

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 わすか10秒間ほどのドラマでした。今回は右上の作品を展示しました。

 さらに、外来種で嫌われ者のオオハンゴウサオウくんの最後の姿だって、輝く瞬間です。

200903

 いかがですか?

 私はこの全てに魅入られてしまいます。

 そして2010年冬。3月3日朝早く!

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 こうなると、私にとって、荘厳な宇宙、亜空間としか思えません。

 そして、最後の2枚を撮影したカメラ・・・、これもまた、ニコンF2フォトミック。

 今年3月3日に亡くなった、私の大好きだった中学校の恩師、故橘先生に昨年11月20日、直接いただいたカメラです。3月3日は先生の亡くなった日。やはり、いただいて最初に使ったのがこの日でした。

 故縣先生といい故橘先生といい、いただいたカメラは、ほとんど未使用のニコンF2フォトミック!

 これは、もうこのカメラを使って何かステキことをし続けなさい!そういうことでしかないでしょう!

 で、昨晩色々と考えました。

 冬の写真と言えば・・・、山岳写真か流氷?もしくは、誰も行かないような、所のすごい写真ばかりなんだよなあ~。と・・・

 私のテーマは、『身近な植物たちの出会いと感動!』「遠くに行かなくたって、すばらしい瞬間はいつもあるんだよ!だから皆、それを見て、感じて、撮って元気になろうよ!」です。lこれは終生変わることはないでしょう。

 だって、たぶん、私たちの身近な森にだって、まだ見ぬ無限にステキな瞬間はあるのだから・・・

 冬の植物たち、森の写真・・・、東京、名古屋、大阪などのブログユーザーさん!

 この真夏の亜熱帯のような気候になってしまった大都会で、この真冬の写真って、もしかして、皆さんを元気にすることができませんか?

 もしも、元気になれそうでしたら、HP上の拍手ボタンを何回も押してください(笑)。

 実は、今年後半から、東京、大阪方面のギャラリーに公募に申し込んでてみるつもりだったんです。ただ、これまで通りの「植物エネルギー」の世界だけでは、自分自身で何かスッキリしないものがあって、躊躇してました。

 真夏の北海道の身近な植物、森の氷の世界!いかがですか?

 背中を押してくださるのなら、勇気を出して、本州の大都会にあるギャラリーの写真展開催の応募をしてみたいと思います。

 それにしても、画廊喫茶チャオさんは、いつも私に何かステキな考え方を提供してくれます。

 ありがとう!です。

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コメント

昨日、東京新宿の東京女子医大病院「からだ情報館」での展示の様子を見てきました。
そして今度は一気に南国へ飛んで、熊本での先生の写真展の企画が実現できるかもしれませんよ。
8月に入ったら具体的に話を進めますので、よろしくお願いします。

投稿: uchuuneko | 2010年7月30日 (金) 13時33分

宇宙猫さん、よろしくお願いします。

投稿: 元気の種 | 2010年8月 4日 (水) 12時22分

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