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2011年3月 4日 (金)

1332話 ~ 漢方と怒りエネルギー! ~

 さて、心のエネルギーのお話の後は、怒りエネルギーのお話をしましょう。
 先ずはこれ!
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 漢方の理論は陰陽、表裏、五行の様々の組み合わせによって成り立っていますが・・・
 その中で五行の理論もかなり大切なんですね。
 五行とは、地上にある全てのモノは
木性(もくせい)、火性(かせい)、土性(どせい)、金性(こんせい)、水性(すいせい)に識別されるという理論です。月、火、水、木、金、土、日曜のうち、月が陰、日が陽で、後は、木(もく)・火(か)・土(ど)・金(こん)・水(すい)の五行ということになりますか。
 で、上の左のページを拡大します。
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 一番左のカラム。 (肝臓と考えてください)は、木性の臓器で、(心臓)は火性の臓器、(胃腸)は土性の臓器、金性の臓器で、水性の臓器ということになってます。で、この木火土金水(もくかどこんすい)が1つの宇宙のように影響し合って、生命エネルギーを体全体に循環する。とまあ、簡単に言えばこうなります。
 で、・・・
S
 五運行大論はこのようになっています。
 
によって燃やされ、になり、はやがて属を生み出し、その属の表面には滴が生じ、そのは、木を育てる。このスムーズな循環を相生(そうせい)の関係と言います。点線の矢印、例えば、(植物)がたくさん生えると、は栄養分を吸い取られ弱る。これは木が土を克(こく)するといい、相剋 (そうこく)の関係と言います。もう一例、(ノコギリ)はを切り倒す(剋する)。これも相剋の関係です。

 で、先ほどの表の一番右のカラムを見てください。五志の所です。五志とは、実は次の7情のことなんです。つまり、、(思・憂)、、(恐・驚)ということになります。で、その感情が生み出される臓器が、それぞれということになっています。

 これは、私見なのですが・・・、地球に生み出される全ての物事は、木性のものが一番最初ではないかと・・・、と思う次第なんです。つまり、地球上に木、植物が生まれなければ、他の全てのモノは生み出されませんよね。木性のモノが全ての始まりのように思えてならないのです。後藤先生、ツッくん、ムッくん、どう思われますか?

 この大前提に立つと、身体全体を動かす精神エネルギーの全ての始まりは、怒りエネルギーにあるように思えてなりません。人間の多くの行動は、怒りエネルギーが、何かの行動の起点になっていると考えています。

 何かに対して怒るこというのは、何かを起こす最大のエネルギーになるのでは・・・

 でも、多くの日本人って、何故か、怒るということは表現してはいけない!みたいなものが遺伝子レベルに練りこまれているのかしら、とも思います。

 怒って、「負けるもんかよ」、「いつはきっと!」みたいなものの先に、火性の感情のびがやってくる。そうは思えませんか?

 五運行大論の図に従えば、木性りの感情を剋する感情は、金性の感情のしみということになりますし、木性りの感情が、土性思い悩む感情をも削ってしまいます。

 ということは、自分が怒っているとうことを、言葉に出すことによって、自分が怒っているということに気づくことになり、次への第1歩を踏み出せることになるのかと・・・、思ってしまいます。

 これまた私事ですが、北海道医療大学に来て、植物たちの修行を開始して以来、森の奥深く、襟裳岬の断崖絶壁の上で・・・「なめんじゃーねーぞー!」、「負けるもんかよ!」、「いつかみてろー!絶対にステキになってやる!」と大声で何度も何度も叫んでいた私を思い出しました(笑)。北大時代もいつも怒ってましたね(笑)。これは、私の昔を知っている人ならご存知ですよね。怒りんぼ大将軍!みたいなもんだったです(笑)。そして、大きな言葉に出して怒りを表現し続けると、自然に何に対して怒っているのかが分かってきます。怒る原因は様々ですが、その大元は、たぶんたった1つだと思いますね。ここではまだ言及できません。答えは自分で出すものですから・・・。私の場合、多くは自分に対する怒りでしたが・・・(笑)。

 一昨日、新琴似にある牧田病院内で月1回開催される今井純生先生の漢方の勉強会では、大柴胡湯も大きなテーマでした。大柴胡湯は、肝の余分な怒りエネルギーを取り去る漢方方剤と考えても良いのではないかしらとも思っています。

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 こんな感じのタイプの人に著効します。

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 8種類の植物たちから構成され、最も偉い植物が柴胡なんです。セリ科の植物さん(ミシマサイコの根っこ)で、花はこんなんです。

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 こんなかわいらしいお花を咲かせる植物さんの地下部分に余分な怒りエネルギーを除去する作用があるんですよ。

 もちろん、子供さんの証にもよるそうですが、子供さんの自閉症なんかにも著効するケースがあるそうで、その子供さんが何に対して怒っているのか?なんてことも大切なことかもしれません。

 そして、さらに、お年寄りの認知症関連病に効く漢方薬が抑肝散陳皮半夏。

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 表情が・・・、やっぱり怒ってますよね(笑)。

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 やっぱり柴胡が入っています。

 人間の怒りという感情を長い間、抑え続けた結果、怒りを抑えるのに多大なエネルギーを使って、本当に心のエネルギーが少なくなってしまっている人もいらっしゃるのかもしれませんね。

り!、とても大切な木性の感情だと思います。

 それから、ご自分で勝手に自分を判断して漢方薬を飲まないでくださいね。この系統の漢方薬は、エネルギーを削りますのでね、漢方薬をメインに診療しているステキなお医者さんに診てもらってくださいませ。

 そういえば、7月の襟裳岬には、こんな植物さんもたくさんいたっけな。

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 ミシマサイコと同じ仲間(セリ科)の、ホタルサイコくんです。

 ひょっとしたら、このホタルサイコくんも、私の怒りエネルギーを取り去ってくれたのかもしれませんね。以前書いた、北海道のバッチフラワレメディーになるかもです(笑)。

 すっかり表だっては怒りを表現しなくなった私ですが、残りかすのような怒りエネルギーを削ることにして、昨日大柴胡湯を1日2回も飲んでしまったんです。結果・・・、2包は多すぎたみたいです。冷えちゃって、皮膚に潤いがなくなって、カラ咳まで出てきて・・・・、やはり削り過ぎたみたいです(笑)。が、余分な怒りエネルギーも取れちゃった感もバリバリありますね。

 さて、これでかなりOK状態になりました。

 そうそう、今月20、21日にも襟裳岬まで行ってきます。今回は、札幌医科大学のステキな1年生お二人も新たに参加しますし、お医者さんのツッくん、鍼灸師さんのムッくん、薬剤師さんの後藤先生に、苫小牧で漢方をメインに診療しているお医者さん夫婦、私・・・・、にぎやかなことになりそうです。

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