1418話 ~ 4月13日、北方系生態観察園の植物たち! ~
今朝は雨、なのですが、今日も北方系生態観察園に入って、植物たちの様子を見てきにました。
ダイジェストでお届けしましょう!
薬用植物園内の雪もどんどん融けてます。
お目当ての植物さんが、ついに顔を出しました。
漢方薬に配されるとても大切な薬用植物のオウレンです。なんとなくニリンソウさんと同じ芽だしなんですよ。
両者ともにキンポウゲ科の植物さんです。
さて、このオウレン・・・、いつお花を咲かせるのでようね。観察会の17日には、たぶん・・・OK!だと思います。
薬草園内でしばし、一人で撮影会!
で、森入ります。
東の尾根に上がるコーナーの所にいるイタヤカエデくんです。
幹の同心円状にどんどん雪が融けていきます。
待ってましたとばかりに、植物さんたちの芽だしが始まっています。
写真上の左側は、先日のブログでお見せしたカタクリさんです。早くも葉っぱの中に蕾を抱き始めました。
上右の写真は、枯葉を突き破って地上に顔を出したエゾエンゴサクさん。どんどん増えてますね。すばらしいです。
東の尾根も雪融けが急ピッチで進んでますね。植物さんたちが争うように地上に顔を出し始めています。
もうすぐ咲きそう!
17日朝早くには、すばらしい瞬間が待っていそうな予感です(笑)。
森の奥も雪融けが進んでしますが、まだ少し冬かもしれません。
雪の上に落ちていたツルアジサイくんのガク片。透明なんですよ(上左)。
ツルシキミくんも花芽を持ったまま深い雪の中で過ごしてたんですね(上右)。
そのまま谷へ下りました。
先日埋まった足跡もどんどん浅くなって、水の流れるのを見ることができます。
そして、昨年10月末、ツッくん、ムッくん、後藤先生と私で笹を駆除した場所も、地面が現れ始めました。
地面に近づいて、とーく見てみると・・・
エゾエンゴサクさんがいっぱいいました(笑)。
この場所にはあまりいなかった植物ですのでね、今年は、ここがエゾエンゴサクさんのお花で青色になるかもですよ(笑)。楽しみです。
そして橋の上から下流方向を撮ってみました。
流れる水が雪を融かし、トンネル状態!
そのそばでは・・・
エゾノリュウキンンカさんが咲きそう!
昨日咲きかけていたエゾノリュウキンカさんは・・・、咲いてました(下左)。そしてその横には、明日にでも咲きそうなエネルギッシュな蕾くん(下右)。
すばらしい!
なのですが、昨日咲いていたエゾノリュウキンカさんは・・・
枯れてます(涙)。
早すぎたんですねきっと!
夜の寒さでやられてしまったのでしょう。急がず、慌てずってのは、植物さんにも適用されます。
散策終盤で、こんなのが目に入ってきました。
くるくる回るヤマブドウ!
造形美・・ですね。
さらに・・・
日当たりのよい斜面には、ミヤマスミレさんの葉っぱが!
春は着実に、それもスピードを上げてやってきています。
最後は、いつも通りにため池の上から森を眺めます。
もうすぐ、氷は全て融けてなくなるのでしょう。冬が去る瞬間ですね。
っと思ったその時、下の方から呼ばれた感じがしました。
呼ばれたと思った木の枝に近寄ってみると・・・
ケヤマハンノキくんの花(雌花と雄花)が満開!
すばらしい!の一言ですね。
さらに、この花のすぐ上の枝には・・・
これこそ、レメディーなり。
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