1908話 ~ 北海道産ハトムギ『北のはと』の糠エキス入り手作りセッケン「雪のはと」が好調です! ~
北海道医療大学発ベンチャー企業である(株)植物エネルギーの代表取締役社長としての私からのブログです。
タイトル通りデス。平成19年3月に新品種として登録された北海道産ハトムギ『北のはと』の糠エキスを入り手作りセッケン『雪のはと』が好調です。
(株)植物エネルギーの主力商品である乾燥ダイコン葉エキス入り手作りセッケン『すずしろの花』のユーザーさん向けに販売していたのですが・・・、今年度だけでも250個ほど購入していただき、ほぼ在庫が空になりそうな勢いです。
で、これが『雪のはと』です。
『すずしろの花』同様、堀田式で製造していますので、鹸化の過程で生成する天然保湿成分満載です。
この寒冷地仕様の新品種ハトムギ『北のはと』は、私の植物修行の恩師の一人、柴田先生が在籍された独立行政法人医薬基盤 研究所薬用植物資源研究センター(前身である厚生労働省国立医薬品食品衛生研究所時代より)によって育種されました。
ハトムギ(鳩麦)の原産地は、中国南部からインドネシアで、亜熱帯性で生きる植物ですが、長年の研究で寒冷地仕様のハトムギの育種に成功したのです。で、害虫のいない寒冷地ですから、当然無農薬栽培が可能になりました。
生産、販売を一手に扱っているのは、名寄市に本社のある国産生薬株式会社さんというところで、社長さんの白井清太さんとは、大変懇意にさせていただいています。
ハトムギについて知りたい方はこちら→ハトムギをクリックしてください。
そして、ハトムギというのは、漢方薬の中でも最上級にランクされる薬草の1つでもあるんですよ。
ハトムギはイネ科の植物で、その完熟した実の皮(糠)を除去したものが、薏苡仁(ヨクイニン)で、様々な漢方方剤に、最上位の生薬として配されるだけではなく、滋養強壮、健脾、イボとりの効能があるてめ、漢方の中でも最も大切な食養に用いられる重要な植物の1つです。効能・効果はこちら→薏苡仁をクリックしてください。
お肌に対しては、皮膚の凹凸を滑らかにする効果があるので、イボとりとしても有名ですね。これが美肌効果があるとされている理由なのでしょう。
皆さんが良くご存じのハトムギ茶は、薏苡仁のことなのです。
で、寒冷地仕様のハトムギ『雪のはと』は、南方系のそれよりも、たぶん、すばらしい効果があるとして研究され始めています。
で、この大変貴重な『雪のはと』の糠を白井社長、柴田先生に分けていただき、『雪のはと』を『すずしろの花』と同じ製法で作ってみたのです。薏苡仁を作る過程で糠が発生し、それは、今の所、廃棄物になっているのです。
お米だって、糠には色々な栄養成分が含まれていますからね、ハトムギの糠にだって・・・(笑)。と考え、セッケンにしてみました(笑)。
以前から一部の方に大変好評で、『すずしろの花』の場合には、食生活が乱れ、特に甘いものをご飯のように食べる方で、冷え症の方(真武湯証)のごく一部の方に合わない方がいらっしゃるのですが、『雪のはと』は、そのような方はいらっしゃいません。
セッケンを作っている時から『すずしろの花』の時とは全然違います。型からなかなかとれない!
ほどに保湿分が含まれるためです。
『すずしろの花』ユーザーで『雪のはと』も使ってらっしゃる方は、洗顔用に『雪のはと』、洗髪、身体を洗うのに 『すずしろの花』をお使いのようですね。
これから、肌がどんどん乾燥する季節ですね。
原材料がわずかで、製造個数を少なく、高価なため、1個2,000円で試験販売させていただいていました。
興味のある方、連絡いただければご相談に応じます(笑)。
ぜひ一度使ってみてくださいませ!
連絡先です。
電話&Fax:01133-23-3792
E-meil: maruho@hoku-iryo-u.ac.jp
今日は、牧田病院近くの漢方薬局、はるにれ薬局から注文が入りましたので、5個ほど持っていきます。
牧田病院の今井純生先生、後藤先生、谷先生には、研究開発をいっしょにしていただいたので、1個1500円で販売していただいています。牧田病院感謝プライスってことです。
セッケンのことについてもブログにアップしていこうと思っていたのですが・・・、もう3年も経ってしまった。
近いうちにセッケンとは・・・何かについて化学を使ってフブログしてみましょう!
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