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2013年7月21日 (日)

第3418話 ~ 6月22日、ミヤマトウキくん調査!!~

 さて、全道(道東、道北)の植物たちを調べ続けている私ですが、色々な目的があるのですね。北海道に自生する薬用植物たちの継時的調査を続けている人はほとんどいない状態なのです。
 もちろん、私の夢の1つに北海道に自生する植物の中から新しい漢方薬原料になって欲しいとものがあって、植物たちを調べつつ、自分で食べたりしてるのです。
 先ずは、実践あるのみでしょ! 北海道の神農を目指してるっていっちゃったら笑われるでしょうかね。
 私はかなり本気モードなのですがね(笑)。
 かなり有望だと思える植物たちは結構あるもんですよ。

 ということで、その中でも極めて重要だと思われる植物さんが、当帰(トウキ)。漢方方剤には欠かせぬ薬用植物ですし、薬膳料理としてもかなり期待しても良いと思われる薬用植物です。
 で、トウキもまたエゾシカくんたちの食害にあっていて、えりも町の日高山脈麓の林道沿いでは、秋になって種まで育つものはほとんどないかもしれません。

 で、結局、どんな所に生きてるかと言えば・・・
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 こんな場所にしかいない!
 高さ40メートルはある蛇紋岩の切り立った崖の割れ目&その下。
 がけ下に行くと・・・
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 こんな感じです。で、岩の割れ目に・・・
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 これがミヤマトウキくん!で、花を咲かせ種を残したら、この株は死んじゃいます。で、種はこの斜面を転げ落ち、運よく岩の割れ目にひっかっかたものだけが生き残る!
 なかなか厳しいでしょ!
 でも、ここは種が下に転げ落ちても、深いブッシュがないので・・・
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 これ全部がミヤマトウキくんです。
 
 というように、この時期はどのくらいの開花株があるのかを調査して、秋に種を少しだけ分けてもらう旅に出かけるのです。そしてそれを宮本さんに渡してしっかり遺伝子資源として北方系生態観察園で系統保存していくのです。

 さて、今年は急にトウキの研究をしたいというグループが2つほど現れましたので、8月上旬も調べに行こうかしら・・・
 

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