2011年10月29日 (土)

1873話 ~ 10月28日の北方系生態観察園のメンテ!笹の駆除は続く!~

 10月29日土曜日です。
 昨日の落ち葉かき、落ち葉運び、そして、それからやった東の尾根西側斜面の笹の駆除のおかげで、体中がバラバラになりそう(笑)。せっかく良くなった左足親指の第2関節付近も少しズキズキ(涙)。
 でも・・・11月は講義に試験問題作り、そして薬学実習が満載で、なかなか時間がとれない。とか言ってるうちに雪が降り出して、森の中は根雪に・・・。
 なので、明日も、いつも通り出勤して森に出ます。
 確か、北方系生態観察園を愛してくれるステキな女性リピーター3人も笹刈りをしてくれるので・・・、どんどん行きます!

 さて、28日のことです。
 落ち葉かき&運びをした後、2004年からずーっと続けている東の尾根の西側斜面の笹の駆除をしました。
 15年前、私の背丈ほどの笹だらけだった場所で、谷へ下りていくとき通った場所なんです。
 で、先ずは・・・
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 ここは、私の相棒が担当してくれました。ここを刈りこんでいくと、散策路に繋がります。

 笹刈り後です。
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 木の幹の周りがスッキリ!
 なんか・・・、笹を刈っていて、特に大きな木の周辺を刈りこんでいくと、とても良い気持ちになるんですよ。そして、木の根元がスッキリすると、なんか、自分が世界一ステキなことをしたような気持にさえなる。
 笹を刈るって・・・、科学的には脳内オピオイド放出が全開になるイベントかもしれません(笑)。

 さて、相棒がスゴイものを取り出してくれました。
 これです。
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 笹(クマイザサ)の地下部&地上部の全景!
 笹くんは、地下茎で繋がっていて、互いに栄養分を共有し合っているのです。
 まあ人間でいえば毛細血管とでもお伝えすればよいのでしょうか。
 なんで、しぶとい!
 専門的には、全ての笹の地下茎を掘り起こしてしまわなければ、笹の駆除にはならないのかもそれませんが、
 一気に終了しようとさえしなければ、3年ほどかけて兵糧攻めするつもりでやっていけば、やがては枯れるのです。
 来年の芽出し部分もちゃんと親株の根元と地下茎で繋がっていますね。アップでどうぞ!
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 植物エネルギーってすごい!
 地上に見えてる部分だけでは、ホンモノ、真実は理解できないのです。

 さて・・・、私は、西側の急斜面のメンンテナンスです。下の写真は10月9日のもの。鍼灸師のムッくんこと石井先生が笹を駆除してくれた場所ですね。ここを下に向かって笹を駆除し、シダ類の根っこを掘り起こしながら進みます。
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 メンテナンスした場所を見上げると、こんな感じです。
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 そして・・・、1時間後・・・
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 すばらしい!
 
もう少しで西側斜面と谷が繋がるのです。2004年から、それを目指して笹を駆除してきました。7年目にして1つの夢がかなうかもしれないステージまで来ました。もう少しです。

 谷の向こう側からことらを眺めると・・・
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 15年前、笹をかき分け、笹の葉っぱでほっぺたを切り、血を流しながら谷へ下りていた道。
 もう少しで繋がります!

 谷から東の尾根を眺めます。

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 木々たちの葉っぱが無くなると・・・森のメンテナンスをしていた場所がはっきり分かるようになります。

 ここは、昨年、ゴーちゃんこと牧田病院の薬剤師さんの後藤先生、お医者さんのツッくん、鍼灸師さんのムッくんと私で始めた場所です。そして、今年は、ツッくん&ムッくんで2年目のメンテナンスをした場所。

 たぶん、『荒れた山林の里山化』は、私のライフワークになりそうです。

 私の愛する北海道医療大学・北方系生態観察園で行う最も大切な研究テーマです。

 そして、今や多くの方がその共同研究者になってくださっているのですね。ただただうれしい!

 もしも、この森が今以上に、あり得ない程ステキになったら、宇宙一すばらし論文を、共同研究者全ての方の写真と想いを言葉にした写真エッセイとして私たちに続く次世代を担う人たちに残したいと思っています。

 よろしくお願いします。

 

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2011年10月 3日 (月)

1813話 ~ 北海道医療大学・北方系生態観察園の里山化!笹刈り&シダ抜き! ~

 昨晩は寒かったですね~。さすがの私もT-シャツ1枚では無理な季節になってきました。
 私が北海道医療大学に戻って来てちょうど16年が過ぎました。その間、故縣先生、学生たち、吉田尚利氏などと、荒れ放題だった16ヘクタールの山林の里山作りをやってきました。『荒れ放題の森の里山化』は、私の来世にも渡る研究テーマになると思います。
 『お金持ちになって、強い軍隊を持って、世界中からどんどんお金を集める』。これは旧世代の価値観でしょう。奢り以外の何もでもないでしょうね。かならず地球が彼らにステキなプレゼントを用意してるはずです(笑)。日本だけがお金持ちになって、それでいい時代ではないはずです。日本が世界に発信しなければならないことは、植物たちの豊富さと、植物たちが豊富なことによる、すばらしい地球の恵み(キレイなお水、旬の食材)、そして、日本人の一番ステキ心、『優しさ』だと私は思うのですがいかがですか?科学技術が最優先されるべきではないと思いますね(笑)。
 戦争に負けてもなお、懲りない一部の人たちは、放っておけばよい(笑)!そうは思えませんか(笑)?
 物欲
のみで、心貧しき人たちの言葉はスルーして、私たち庶民は、どんどん賢くなれば良いのです。

 ということで、科学だけでは絶対に達成できない、荒れた森の復活研究をいっしょにやっていきませんか?

 昨日も、千歳市立病院のお医者さん、ツッくんこと津村先生
朝9時半から午後1時まで、10分間ほどの休憩をいれただけで、ずーっと、森のメンテナンスをしていました。

 ダイジャストで!

 先ずは・・・
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 昨年から、いよいよ懸案だった谷付近のメンテナンスに取り掛かりました。
と、便宜上番号をふっておきました。
 谷にかかる橋の上から撮影したものです。笹だらけの小高い丘があったのですが・・・
 昨年10月31日、4人がかりで、
の笹を駆除したのでした。
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 左側から、牧田病院(札幌市北区新琴似)の薬剤師さんのゴーちゃんこと後藤先生、ツッくん、ムッくんこと鍼灸師さんの石井先生(石狩郡当別町)です。皆、共同研究者です。
 皆ステキな笑顔。これが、植物たちと長時間付き合った効果で、たぶん、免疫力が相当アップしてるはずです。漢方で言えば、地球から『気』をいただく。ということになるのでしょう。
 科学では、こんな笑顔になることはまずないですね(笑)。

 そして、今年4月、この小高い丘は、とてもすばらしい植物たちでいっぱいでしたね。白いエゾエンゴサクさんなんかもいちゃったりして!

 そして、今年5月21日、私は
の場所の笹を駆除したのです。
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 ここは、植物が何もいなかった上、笹の勢力が強かったので、春と秋、二度笹の駆除をしてみようと、新たな試みでした。
 6月5日には・・
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 ピンク色の矢印にムッくんがいます。で、
の場所の笹の駆除をしてくださいました。

 そして、昨日・・・
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 の場所は、ほとんど笹は無くなってますし、一見するとシダもいないように見えるのですが、さに非ず。今年もメンテナンスが必要です。

 ②の場所・・・

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 背丈の低い笹と、葉っぱの大きなシダくんたちが、わんさか!

 シダくんたちの葉っぱも林床を暗くしていますので、駆除しなければならない、のですが・・・、大きくて長い根っこが・・・(汗)。なので、山草掘りが必要になってきます。

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 およそ3時間半、ツッくん一人で、の場所の笹&シダくんの駆除をしてしまいました。すばらしい!

 で、の場所ですが・・・

 6月、ムッくんが笹を駆除してくださった場所は・・・

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 笹はほとんど無し・・・、なのですが、シダくんの林になってしまってます。石井先生、よろしくお願いしまーす!

 昨日の私はこのシダくんたちの上の場所を徹底的に!

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 ここです。春先にキレイに笹を駆除したはずなのに・・・、この状態です。ですが、春先、切った根っこの横から、苦し紛れのように、細い茎の笹(クマイザサ)が葉っぱを出しているだけですので、楽な展開になってました。

 春先の駆除した笹の残骸が見えますね。笹に限らず、植物たちの生命力のすさまじさをビジュアルに感じることができます。

 で、この辺りから、笹とシダくんの駆除を開始!

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 このように、細い茎の笹が多数。光合成する葉っぱを確保するために地下茎から、芽吹かせるのですが、これは、笹が無理をしている証拠なのですね。苦し紛れってやつです。で、地下茎の中で、中継地点みたいのがあって、そこを徹底的に掘り、連絡網を切断していきます。

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 茎が太く、勢力の強い笹軍団のいる所は年2回が良いことが分かりました。新たな知見です。

 そして・・・

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 リョウメンシダくんの地下茎!黄色い矢印の所が全て地下茎なんです。

 他にもオシダ、ジュウモンジシダがいるのですが、リョウメンシダの駆除が一番力を使います。

 結果・・・

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 さて、7か月後の4月、ここは、どんなことになっているのでしょう???

 『心待ちにする心!』もまた、元気の種かもしれません。

 この場所は、今年は、まだまだここをキレイにしていきます。

 3時間半、ぶっ続けでやってると・・・、エネルギー切れ(笑)。終了です。

 今年のツッくんポーズです。

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 満面の笑顔にカブリモノですって(笑)。中国で勝ったパンダさん。

 まあ、笹にパンダってことなのでしょうが・・・

 昨年に比べて心の元気度が、相当アップしてますね(笑)。

 最後は、近くにある「ふくろうの湯」にたっぷり入って終了なり!

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 今週の土曜日もMizuさんが笹刈り(初参加)をご所望。で、ツッくんは日曜日(9日)にも来るそうで・・・

 私も両日出ます!

 皆さん、ご自分の本当の笑顔って見たくないですか(笑)。

 植物たちと接すること3時間、間違いなく、心からの笑顔を提供できると思います。

 ぜひぜひ、ご連絡くださいませ!

 E-メール:maruho@hoku-iryo-u.ac.jp、電話&Fax:0133-23-3792 です。

 初めての方も大募集です(剪定ハサミ、お水、お弁当などは用意してくださいませ)。


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2011年5月24日 (火)

1528話 ~ 5月24日、北方系生態観察園!笹刈り&その後のメンテナンス! ~

 5月24日です。昨日、国会の参議院、行政監視委員会で小出裕章さん他3名の参考人が今回の福島原発事件のことについてお話していました(ぜひこちらをクリックしてご覧になってください小出裕章)。
 ソフトバンク社長の孫氏以外は、地震国日本での原子力発電の危険性を伝え続けてきた方で、東大出身者を主力とする原子力推進者たちから、完全に無視されながらも、日本国、世界のことを想い、勇気ある行動を続けてきた人たちでした。小出さんは、国が決めた放射能の基準を厳格に守るなら、福島県全土に人は住めない。全員に金銭的保障をしようとしても、日本国が何度破産しても足りないくらいだ!で、「私にはこの問題を解決する具体的な方法論が見いだせず苦悩している」とも・・・
 これは、ネット放送されましたが、国営放送であるNHKでは、放送されませんでした。この事の意味を皆さんで考えてくださいませ。そして、自分がどーすれば、原子力エネルギーで産生された電気の使用量を減らせるのか考え、実践する時だと、私は思います。国民一人一人が、今使っている電気の30%使うことをやめればいい。そう思います。
 そして・・、これは、私がここ6年間色々な所で講演してきたことですが・・・
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 人間の過ぎたる、限度無い欲が、どんどん地球の元気そのものである植物たちを減らし続けてきました。その具現化した最たるものが、原子力エネルギーかもしれませんね。
 私は、青い地球を、赤茶色の地球にしたくはありません。
 一部の人を除く多くの政治家さん、科学者さんたちが、ステキな地球に戻すことに対して、現時点では、あまり役に立ちそうにないことはあきらかですね。ならば、私たち庶民の一人一人が、ステキな地球を守るために、自分でできる何かを見つけて行動し始めましょう。

 私は、16年前まで、最先端の化学をやっていた研究者の一人でした。今や御用学者とまで言われるようなった研究者たちと同じ立場にいたと思います。今思えば、製薬会社と癒着していたかもしれません。
 なので、今は、現代科学の粋の1つである西洋薬の功罪を伝え、できるだけ西洋薬を使わなくても心が元気で身体が健康でいられる方法を考え、実践して、その成果を、学会などに報告することなく、直接、毎日一生懸命に生きる人たちに伝えていくのが責務であり、私の研究テーマの1つです。

 私も今朝、私のできることをしてきました。
 15年前までは、荒れ放題だった、16ヘクタールの北海道医療大学・北方系生態観察園の森を元気な森に復活させる。そして、ここに来れば、生きる元気がどんどん湧いてくる森にしたい。それが私の願いです。
 2004年から森中に繁茂していたクマイザザの駆除、これがメインです。
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 ここも、2003年には、私の背丈ほどのクマイザサで覆われ、林床には何もいなかった場所ですが・・・
 昨年あたりから、ようやく二輪草さんたちが住み着くようになりました。

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 3年間ほどで笹は駆除され、地面で長い間眠っていた植物たちが地上に顔を出し始めます。ここは、蝦夷延胡索さん、片栗さんたちが、どんどん群落を形成し始めている所なのです・・・が、笹を開けると、様々な植物たちも我先に入ってきます。で、上の写真は、セリ科のオオハナウドくんたちです。繁殖力の強い植物で、方っておくとオオハナウドくんだけになってしますのです。何より、その大きな葉っぱが林床を暗くしてしまい、次世代の子孫を熟成中の蝦夷延胡索さんや、片栗さんには迷惑なことになります。
 ご覧のように、笹は、ほとんど駆除されたますが、今度は、オオハナウドくんやリョウメンシダなどを駆除しなければなりません。
 で、1時間半ほど・・・
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 オオハナウドくんには、「ゴメンナサイ!」と言いつつ、根っこごと抜いていきます。
 このように、一度笹を駆除した場所は、駆除した人の手で、植物たちを、ある程度管理してあげなければなりません。それが里山なんです。

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 ここは、2008年から、クマイザサの駆除を始めた場所ですが、ご覧の通り、笹は完全に駆除されてます。
 ここは背丈が低いながらも、片栗さん、蝦夷延胡索さんなどが、どんどん増えている場所です。
 まだ、オオハナウドくんの侵入は目だっていませんが、シダ類は着実に大きくなっています。
 ここは、かなりの急斜面なので、ロープを木にかけての作業になるんですよ。
 で、ここの下部は、昨年11月、鍼灸師の石井先生が笹の駆除をしてくださった場所です。
 ここをずーっと下りて行きます。

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 この辺りが石井先生が笹刈りをした所です。ジュウモンジシダが繁茂し始めてますね。これも、今年の秋辺りに根っこごと駆除していきます。石井先生、よろしく!
 で、私は、ここから下に向かいました。

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 先々週、笹を駆除した場所。
 これから何が地上に顔を出すのか・・・、これも私の研究の1つです。

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 向こうの緑の植物で覆われた小さな丘が、昨年秋、津村先生(お医者さん)、石井先生(鍼灸師さん)、後藤先生(薬剤師さん)と私の4人で笹の駆除をした所です。概ねOKなのですが・・・

 近くまで行って、地面を見ると
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 秋までには、そこそこの背丈のクマイザサになってます。
 クマザサだって生き残るに必死です。
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 一応、何本かはポキポキしておきました。

 で、この小さな丘には・・・
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 ここにユキザサの群落があることは、最初から知ってましたのでね。
 6月5日(日)に開催される第3回漢方・薬用植物研究講座の時には、粉雪のような真っ白な花を咲かせているといいなぁ~
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 こんな花なんです!
 最後にこの場所から谷を眺めます!
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 前向きに生きようとする人に勇気と元気を伝えてくれる元気な植物たちを増やし、このすばらしい植物たちを減らしているのは何かを、ぜひぜひ考え、その答えを見つけて欲しいと思います。

 人の心が変わらなければ、原子力発電は完全になくならないと・・・、私は思います。

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2010年11月25日 (木)

1113話 ~11月25日、北方系生態観察園(笹刈り後の様子)~

 昼休みに当別町の石井鍼灸整骨院に行って、石井先生に鍼、灸、整体をしていただきました。昨晩もやっていただいたのですが、帰り際に「明日か明後日、続けて来てください!」と言われました。

 結論から言えば、過去最悪に気の流れが悪かったそうです。昨晩、いつもと違う先生がいて、何かとりつかれたモノを除去するような勢いで鍼灸をなさっていたのです。まあ、その原因もハッキリ分かりましたのでね、たぶんもうだいじょーぶです(笑)。石井先生、ありがとうございました。「しみじみ」は・・・、邪を寄せ付けるようですね。気をつけましょう!(笑)

 漢方薬、鍼灸、そして何よりも大切なのは、ステキに生きようとする「気持ち」、そしてそれは、森の中の植物たちからビジュアルにいただく!この3点セットは欠かせないようです。

 ということで、北方系生態観察園に行ってきました。

 先ずは、植物さんたちからです。

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 エゾノバッコヤナギくんの冬芽。春まで、弱い太陽の光を余すことなくいただくように、体の温まる赤い色の衣を着ているのです。

 そしてこれ!

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 ツタウルシくんの実(種)。

 谷では、ケヤマハンノキくんが、絡みついたツルアジサイくんに負けぬように立っていました。

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 ここは、氷点下20℃、前日に乾燥した雪が降り、朝快晴になると・・・、こんなシーンに出くわすことのできる場所です。

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 1月、2月の晴れた朝は、日の出前から森に入ることにします(笑)。

 で、10月31日と11月3日に笹を刈った場所の様子です。

 先ずは11月3日笹を刈った場所からです。

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 良い感じでしょ!

 お次は、11月3日、笹刈りをした所です。

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 私の影のある辺りが、女性お二人が笹を刈ってくれた所で、その向こう側が2004年に私が一人で笹を刈った所です。

 アップでも!

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 あれから6年、もうほとんど笹はいません。全滅です。

 ここを歩いて、2004年以降笹を刈った場所の様子を見て行きます。

 この辺りは、2005年~2007年にかけて、私と札幌市北区の薬剤師の先生方といっしょに笹を刈った所ですが、笹は、ほぼ全滅!カタクリさんやエゾエンゴサクさんがどんどん増えています。

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 ここから奥は2008年以降やった場所です。恐らく今年で全滅でしょう。

 この場所から、尾根のトップまで登っていきます。

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 ここは、2008年から始めました。3年目です。札幌市北区の薬剤師さんたちがメインでやってくださって、今年は、後藤先生がお一人で最後の笹を刈ってくださいました。

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 この急斜面は、2008年から私がロープにつかまりながらの笹刈りでした。今年は、鍼灸師の石井先生も手伝ってくださいましたが、恐らく、今年で3年目。笹は、全滅です。

 下の写真の場所は2010年、今年石井先生がお一人で笹を駆除してくださった所です。12年前、私が笹を掻き分けながら全山の植物調査をした際、この辺りにもカタクリさんたちの葉っぱを多数確認していますのでね、来年はきっと!こぼれるような笑顔になれる場所になるでしょう!

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 最後に、上の写真の一番下(笹のある場所)に下りて、10月31日に笹刈りをした場所方向(谷)を撮影しました。

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 来年は・・・、尾根から谷まで繋がりそうですね(笑)。

 で、谷の様子も少しだけ。

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 また、来年4月、エゾノリュウキンカさん、ショウジョウバカマさんから花が咲く場所ですね。もうすぐです!

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 全く緑色が見えなくなってしまいました。

 森から出ると・・・

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 もうすぐ冬景色!

 さて、今度はスノシューを履いて、どんどん森に入りましょう!

 ごいっしょしませんか?

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2010年11月18日 (木)

1093話 ~11月18日、北方系生態観察園の様子(今年行った笹刈り後の場所は・・)~

 11月18日の北方系生態観察園の様子を続けます。
 10月31日と11月3日の2回にわたって、笹の駆除をした場所はどうなっているのでしょう・・・

 笹刈りを手伝ってくださった方、やっぱり知りたいですよね(笑)。

 先ずは10月31日に行った場所からです。
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 うん、ちゃんと笹がなくなってますね。
 谷まで下りて、見上げるように撮影してみました。
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 先ずは成功です。来春、どんな植物さんたちが顔を出すのでしょうね。今から楽しみです。
 そして、11月3日に行った東の尾根から谷に続く斜面まで、今年で3年目です。
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 ここは、後藤先生が笹を刈ってくれました。
 向こうまで行ってから、こちらの方を眺めます。
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 きれいなもんですね。すばらしい!
 で、この写真の後から右。谷へ続く斜面です。
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 真ん中から下は、鍼灸師の石井先生、真ん中から上までは私が担当しました。ここは、今年が2年目です。
 下の写真。一番の急斜面でロープを伝って下りながらの笹刈りでした。今年で3年目。
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 今年すでに、小さいながらも、たくさんのカタクリさんや、エゾエンゴサクさんが顔出した場所ですから、来年はもっとすばらしいことになるはずです。

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2010年11月 4日 (木)

1058話 ~11月3日、氷雨の中の笹刈りでした(笑)!

 雨の日の北方系観察園の様子からです。
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 さて、11月3日、文化の日の笹刈りの様子です。こんな氷雨の中、複数の方で笹刈りが行われることなど、全くの想定外でしたが・・・、今年私が思い描いていた全ての場所の笹刈りを行うことができました。笹刈り&荒れた山林の里山化は、私の大きな研究テーマでもありますのでね、私から見ると、皆さんが共同研究者ってことになります。荒れた森の復活は、学会、論文などの次元を超えた、21世紀の地球レベルでの新しい雄大な研究テーマです。ありがとうございました。なんてたって、翌年に芽生えてくる、花を咲かせるステキな植物さんたちが圧倒的に増えるということが、絶対的で視覚的なエビデンスですね(笑)。発表するまでもないことです。訪れた人たちの心が豊かになれば、それでいいのです。
 上の写真の右側は、私が薬草園園長だった時に本学に招聘した、元北大薬学部薬用植物園の担当者にして、植物、昆虫、小動物・・・etc・・、森のことならなんでもござれの吉田尚利師が、2000~2001年にかけて、クマイザサの駆除をしてくれた斜面で、五月上旬になるとカタクリさんでいっぱいに斜面になっているところです。
 この先には、東の尾根に続く階段がありますが、その手前の笹を駆除していただきました。

 さて早速。笹刈り前、笹刈り後の様子をダイジェストでお届けしましょう。
 階段の手前、谷側は、笹のあるところと駆除した所で、どのくらい違うかをみてもらうために、わざと笹を残しておいた場所です。ですが、もう必要ないと思い、そこの笹を駆除してもらうことにしました。
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 この方は、今年3月末から、私の主宰する、フィルム一眼レフカメラ、マクロレンズ&ポジフィルムVelvia50を使った植物エネルギー撮影会に参加された女性です。もうご自分ですばらしい作品を撮れるようになっていて、12月17日から札幌市北区にある画廊喫茶チャオさんで始まる写真展
『みんなの植物エネルギー』にも出展することになっています。
 そして、2時間半後・・・
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 反対側からも・・・
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 上からも・・・
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 やあ、とてもスッキリしました。来春、きっとステキな植物さんたちが芽吹いてくることでしょう!どうか、そんな植物さんたちの元気を撮ってあげてくださいね。
 さらに、この写真を撮った右側の森へ入っていくと、一昨年から札幌薬剤師会北支部の薬剤師の先生方が笹刈りを始めた場所があります。今年で3年目なので、今年笹刈り(残存したわずかな笹の駆除)をすればほぼ終了だと思っていた場所です。
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 一見すると笹がたくさん残っているように見えますが、クマイザサは葉っぱがたくさんあるので、そう見えるだけ。株数はごくわずかです。
 2時間半後には、こうです。
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 すばらしいですね。
 ここは、後藤先生がお一人でやってしまいました。
 こんなふうに・・・デス。
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 そして、一番の懸案だった場所は、ステキな鍼灸師にて整体師でもある石井先生がやってくださいました。かなりの急斜面なんですが・・・、彼のパワーと森に対する愛情エネルギーで、どんどん刈り込んでいきます。
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 写真の一番奥は、谷です。どんどん行きます!
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 最終的は、こうなりました。
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 すばらしい!13年前にこの辺りには、カタクリさんや、エゾエンゴサクさんが、たーくさん いることを調査済みです。来年は、きっとすばらしい植物たちでいっぱいになること間違いない!石井先生、たーっぷり、水滴ついた植物エネルギーを撮ってくださいね。
 で、これを見てください!
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 10月31日に笹刈りをした場所が、上の写真の右上に見えています。ということは、来年あたりに谷と繋がるということです。2004年から始め6年目にしてようやく形が見えてきました。谷にエゾノリュウキンカさんがいっぱいになる季節に、谷からこの斜面を見ると、カタクリさんやエゾエンゴサクさんでピンク色、紫色の斜面が見えると・・・たぶんThe Maxにあると思っています。そんな森になることが今の最終目標ですね(笑)。まだまだ時間はかかると思いますが、何があっても必ずやります!
 共同研究者のおかげで、当初考えていた何倍ものスピードで夢が実現しそうですね。ありがとうございます。
 私は、さらに新しい場所の開拓です。
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 向こうに見える木々たちがかわいそう!木の周辺の笹を駆除します。
 1時間後、こうなります。
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 これでOK!木も元気、そして森も元気!
 さらに、3年目に入った急斜面もいきましょう!
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 石井先生のサポートもあって、すっきりくっきりです。広葉樹の葉っぱも笹がないので、どんどん積層されます。腐葉土の形成スピードも笹のあるなしでは、全然違うようです。
 北方系生態観察園の森。かつて石狩大平原の田んぼや畑の土地改良(泥炭地ゆえ山土を運んだ)のために、ごっそりと山土を運んだ結果、実に劣悪が地面になってしまい笹くらいしか残らなかった森。わすかに生き残ったステキな植物たちが、今、私たちのメンテナンスによってどんどん蘇っている森。そして、笹を駆除することによって、劣悪な大地にどんどんと腐葉土が形成されつつある森。そして多くの前向きに生きようとする人たちが勇気と元気をもらいにくる森になっています。
 襟裳岬の漁師さんたちから学んだ、一度砂漠化した百人浜から広葉樹の森が広がる大地に変えたノウハウ。そして、森が復活することによって、漁場も豊かになり、自分たちで育てた森のことを知る、そこに住む漁師さんが、決してそこにいる魚介類を取り過ぎないようにしている常識。さらには、広尾町で18年間笹の駆除に歳月をかけて、笹しかなかったところにすばらしい植物さんたちを生き返らせ、すばらしい森を作ってしまった泉さん。
 この15年半で、実にたくさんのことを学ばせてもらいました。有機化学、量子力学、薬用植物、漢方や鍼灸を通じた東洋医学の極意、そして、フィルム一眼レフカメラ、マクロレンズ、ポジフィルムVelvia50でなければ見ること、感じることのできない世界・・・、もう少しで、全てのエッセンス、大原則が1つの知識に繋がりそうです。それもビジュアルに・・・デス(笑)。まだまだ私の知らなくて、ステキな物事は北海道の大地にあり得ないほどころがっていると思います。さらなる修行を続ければ、私がなんのために地球に生を受けたのかが、自分の中で説明できそうに思え、これからの人生、益々楽しくなっていく予感がします!
 それでは、イチオシに出演をしてきましょうかね(笑)。
 行ってきまーす!


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2010年10月31日 (日)

1049話 ~北方系生態観察園の里山化!笹刈り!~

 今日は朝9時から、北方系生態観察園の里山化のための第1回笹刈りイベントでした。

 集まったのは、私を入れて4人。今日は、10年前から懸案だった場所の笹刈りをしました。

 早速です。

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 谷の第1橋に降りる散策路の左側。ここは腐葉土もいっぱいで、以前の調査でユキザサさんがたーくさんいた所。で、繁茂しているクマイザサがいなくなれば、色々な植物たちが顔を出すのではないかと10年前から思っていた場所です。

 第1橋の上から、笹刈り前の様子です。

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 笹刈り開始から4時間。

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 すべて手作業。剪定バサミを使ってクマイザサの根元を切っていきます。

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 午後2時ヘロヘロになりながらも無事終了!私の腰も無事でした(笑)。

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 さて来年は、どんな植物さんたちが顔出すのでしょうね。すごーく楽しみ!

 最後は、記念撮影をして、中小屋温泉入浴で、1日の汗を流したのでした。

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2010年10月28日 (木)

1046話 ~ 北方系生態観察園の笹刈り!~

 北海道医療大学・北方系生態観察園の植物たちも、いよいよ眠りの季節になりました。植物たちが眠りにつき、林床に踏み入っても大丈夫になる今頃から根雪になる間が森の林床を整備するの一番適した期間なのです。

 今年は10月31日(日)と11月3日(水)の2回、林床に繁茂しているクマイザサの成敗します(笑)。

 参加されたい方は、剪定ばさみ、お弁当、飲み物、長靴&温かい服装、それから汗をかいたときの着替え、イベント終了後の温泉に行きたい方は、お風呂セットを持って、午前9時までに、北海道医療大学薬学部附属薬用植物園に集合してください。

 今年は、谷のクマイザサも成敗しちゃいますよー(笑)。谷をエゾノリュウキンカさんでまっ黄色の谷にしてみませんか?ぜひお待ちしています。できれば、私宛にメールで連絡をいただけるとうれしいですね。

 maruho@hoku-iryo-u.ac.jp です。よろしくお願いします。

 自分が笹を刈った翌年の春に、どんな植物さんたちが顔出すのか、ワクワクドキドキの半年間が待ってます。

 これも『心のクスリ』でしょう。

 ここは、真下が谷の急斜面(写真は昨年の笹を刈る前)、ロープにつかまりながら笹を駆除します。今年で3年目ですから、来年1年でこの辺りの笹は全滅です。

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 笹刈り終了後はこうなります。

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 で、今年の5月上旬、このロープの下の方から撮影しました。

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 エゾエンゴサクさんがたーくさん花を咲かせ、カタクリさんたちの蕾もたーくさん現れました!

 あり得ないほどの感動をいただきました。当たり外れもありますが、それもまた良しです。

 私たち自らが育てたステキな森を私たちの子供、孫・・・、次世代に残してみませんか? そして、笹を刈って地上に現れた植物たちのすばらしい輝く姿をフィルムで写してみませんか?

 

 で、春まで待ちきれない方。私といっしょに真冬の森に入って木々たちと会話してみませんか?

 真冬の森、元々快晴になる日はわずかなのですが・・・、晴れたら、冬の森はすばらしい!

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 ちょいと寒いですが、日の出前に山に登って、昇る朝の光をたーっぷり、いただきます。

 で、真冬でなければ見ることのできない森が出現します。題して赤い森!

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 いかがでしょう(笑)。

 腰の方も全快です。なんとか笹刈りに間に合ったようです!

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2010年9月28日 (火)

980話 ~ 北方系生態観察園の笹刈り!~

 今日は、私の研究テーマの1つ、北海道医療大学北方系生態観察園の里山化に関するご案内です。

 1997年、薬用植物園初代園長にして、私の恩師でもある故縣功先生、当時の私の学生たちで始めた『北方系生態観察園の里山化』という遠大にして夢ある研究テーマが、どんどん実になっています。

 1999年~2003年までの4年間、薬草園長を務め、やがて来る少子化、薬学部乱立時代に備え、北大薬学部を退職したばかりの吉田尚利氏の招聘を大学トップに懇願し、少しでも北海道医療大学に貢献しようという強い信念、想いで13年間やってきました。2001年に正式に北方系生態観察園が設立した時には、万感の想いでしたが、それから9年、当時の来園者が年間934人だったのが、今や5000人を超えるまでになり、薬草園長最後の年に温室に導入したヒスイカズラも、今や北海道医療大学の大きな売りの1つになっています。吉田氏を師と仰ぎ、栽培できないまでも、森の管理はできるようになりたいと、彼の技術を外から眺め習得してきました。

 さらに、最近は色々な森へ出かけ、笹の駆除の仕方、植生を修行し、かなりのレベルまできていると思います。

 先ず、笹の森への悪影響についてです。

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 笹だらけの森、山の笹を駆除すると、どうなるのか、図でお示ししましょう。

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 ただ、北方系生態観察園の里山化に関しては、良いことばかりではありませんでした。未熟なやり方ゆえにその姿を消してしまった植物もいます。

 これです。

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 絶滅危惧種のヤマシャクヤクさんです。東の尾根の、オオカメノキさんのすぐ近くに大きな株がありました。尾根の笹を刈りすぎてしまい、尾根のトップが乾燥するようになり、年々弱って元の場所から消えてしまいした。イネ科の笹は、繁茂しているだけで保水作用があることに気が付かなかったのです。貴重な植物の1つなので、ブログや薬草園のホームページには掲載していませんでしたが、いなくなってしまったので、失敗例ですが、あえてブログ上にアップしてみました。研究は、成功ばかりではなく、失敗することもあり、その中から、新たな方向性を見出して進むものだと、言い訳しながら進んでいます。未知なる研究には成功ばかりではありません。

 したがって、山のトップの笹刈りは、その斜面の植生を整え、一番最後に一番保水能力のない山頂、稜線の整備を行えば良いというのが結論です。なので、まだまだ長い年月はかかると思います。一度壊してしまったものを修復するには、ながーい時の流れと、それに関わる全ての人の持続的な想いが欠かせないのです。

 もう一種類消えてしまった植物がいます。それも群落でです。それは、野生蘭の1種、ノビネチドリさんです。北方系生態観察園内では、ベニバナイチヤクソウさんのいる辺りで最初1株だったノビネチドリさんがどんどん増えていますが、2003年以前は、ある所にノビネチドリさんの群落があったのです。その場所とは、展望台の斜面でした。1999年に植物調査をした時に、「なんで、こんな所にノビネチドリさんの群落があるの?」と、当時はまだ植物の知識が乏しかった私でも分かりました。

 急斜面に腹ばいになって、撮影しました。

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 アップでも!

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 こんなのが、たーくさんいたのに・・・、笹を刈って以降、どんどん減って、今ではほとんど、いなくなってしまいました。何が原因かは分かりませんが、色々と失敗はあるのものです。

 なので、笹(クマイザサ)の駆除は、真夏に広葉樹の葉っぱで暗くなるところから始めています。刈り払い機を使うことも考えましたが、林床が荒れる恐れがあるので、人の手でやり続けていくつもりです。

 谷はエゾノリュウキンカさんの黄色、西側斜面は、カタクリさん、エゾエンゴサクさんでいっぱいになる斜面にして、黄色のエゾノリュウキンカさんに囲まれながら、赤紫色、青紫色の
斜面を眺めることのできる森になったらどんなにステキでしょう。口から飲む薬草の研究も大切でしょうが、それは、病気になってからのことでしょう。そもそも病気にならないクスリがあったら、その方が絶対に良いに決まってます。漢方の根源的にして最も重要な心身一如をビジュアル化できる里山作りは、世界の最先端の研究だと確信しています。心が元気になる森作り病気予防の森作り「森自身が漢方薬」の方が全てにおいて、すばらしいと思いませんか?

 そして、もっと大きく見れば、ステキな植物が増える「地球が元気になる」「心も身体も元気な人が増える」ということにも繋がるのです。私は地球レベルでの最先端の研究だと思っています。

 ただ、もう私一人では、手に負えないくらいの広さになっています。

 なので、私たちの研究をいっしょにやりませんか?

 最後に日程です。

 「北方系生態観察園の里山化」のために笹刈りイベント

日 時:10月31日(日)、11月3日(水) 午前9時~午後2時くらいまで

用意するもの:選定バサミ、昼食、飲み物、寒さ&濡れないような服装

撮影される方はカメラもお持ち下さい。

定 員:15名
参加費:無料

連絡先:堀田 清(Tel & Fax:01133-23-3792、E-メール:maruho@hoku-iryo-u.ac.jp)


 笹刈りした所に翌年の春、どんな植物が芽吹いてくるのか・・・、待ち遠しいですよー!
「愛しいものを待つ心!」、これもまた心のクスリでしょう!
 でもって、そこに出てきた植物さんの芽出しから枯れるまでをフィルムに収める!その年1年間、植物さんたちの追っかけってことに・・・(笑) 心が元気になること請け合いです(笑)。

 多少の雨、風でも行います。連絡をお待ちしています。

 さて、最後に、笹刈りをやってくれた方の顔を見てください!

 先ずは2008年10月末の笹刈り後(約4時間)

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 そして昨年です。

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 良い顔になってるでしょー(笑)。

 これが、全てに勝るエビデンスってもんですよね(笑)。

 そうそう、笹刈り後、希望者で、近くの温泉に行って汗も流しますので、ご希望の方はお風呂セットもお忘れなく!

 連絡お持ちしています。

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2009年5月 1日 (金)

植物エネルギー 第358話 ~北海道医療大学・北方系生態観察園の里山化から12年・・~

 昨日、北海道テレビHTBの『イチオシ!』に生出演してきました。ご覧になった方、いかがでしたか?私としては・・・あれで結構緊張してるうですよ・・・と言っても最近誰も信用してはくれないのですが・・・(涙)。5月は13日(水)と28日(木)の出演が決まっています。ぜひご覧になってください。

 さて・・・北方系生態観察園が春の植物たち(カタクリさん、エゾエンゴサクさん、ニリンソウさん、エンレイソウさん、エゾノリュウキンカくん)の春の祭典です。私は1年で最も大好きな季節です。ピークは過ぎつつあります。これが過ぎるとまた1年待たなければなりません。ぜひぜひ最優先でお越し下さい。

 ということで、今日は、北方系生態観察園の歩みをご紹介します。12年前、今は無き恩師の故縣(あがた)先生と私、そして私のところへ通っていた学生たちで始めた北方系生態観察園の里山化。有機化学を捨ててから、一貫してずーっと続けてきた最大の研究テーマが、研究開始後12年の時を経て大きく開花しました。感無量です。

 先ずはその歴史を表にまとめてみました。

 思い返せば、16ヘクタールの荒れ放題の山林を1週間に2回、5時以上、笹を掻き分けながら植物調査をしたのが1997年春のことでした。笹しかない林床を丹念に見ながら、図鑑とにらめっこ。当時は芽出しで植物の名前が分かるなんてことがなかったですから、花の咲く頃を見計らって5時間以上の笹こぎをして、1株、2株しかない貴重な植物を見つけては、フィルムに修め、1年の年月をかけて分厚い報告書『北方生態観察園実施調査報告書』を作製し、大学事務局と薬学部の各講座に1部ずつ配ったのが最初のイベントでした。とにかく無我夢中ってあんな感じのことを言うのでしょうね。

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 当時、かつて北海道副知事だった故寺田理事長がOKのサインを出してくださいました。

 1999年から4年間、薬用植物園園長を任され、2000年には、北大薬学部の薬用植物園をずーっと管理されて、その年北大を退職された、私の植物の師匠、吉田氏を招聘。植物の知識、里山の管理の仕方を伝授していただきました。今はカタクリ満開の場所もかつては、クマイザサのが繁茂し、カタクリの個体数もごくわずかでした。北方系生態観察園の始まりは私と故縣先生、そしてこの里山作りの実務、教育をしてくださったのが吉田さんでした。

 私の後任の現園長の関崎先生もその後、北方系生態観察園の発展にまい進しています。任をおりた私は・・・2003年から春・夏・秋・冬、ほとんど毎日森へ出かけ富士フイルム社製Velvia50に北方系生態観察園内の全ての植物たちの芽出しから枯れるまでをフィルムに残そうと、写真を撮り始めました。カメラの師匠は現在山形市でズテキな薬剤師になった当時写真部の学生だった熊谷仁くんでした。カメラなど何も知らなかった私の師匠でした。

 その後、本当に色々ステキな方たちの出会いがあり、富士フィルムフォトサロン札幌で2回(合計5,800名)、そして今年はついに写真家であれば最高峰の写真ギャラリー、富士フイルムフォトサロン東京での写真展を開催するまでになりました。さらに今年3月には富士フイルムフォトサロン仙台と・・・・。このような人生を歩くことができ・・・出会った全ての人に感謝するとともに、思いっきり恩返しをする人生が始まりました。東京では3,800名、仙台では約1,000名。合計すると・・・10,600名の方たちと出会え、全ての人たちから心からの笑顔を見せていただけたことは・・・私にとって何よりの勇気と元気でした。『もう何も怖れるものは無い!』。今はそう思いながら、さらに高いレベルの精神世界を見るためにあらゆる修行を続けるつもりです。

 さて、私のメインの研究テーマの里山作りに話を戻しましょう。

 いったい何をやっているのかというと・・・こんなんです。

 先ずは、林床の植物たちが全て眠りについた10月末から根雪になる11月上旬までに選定バサミでクマイザサを根っこから駆除していきます。

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 笹刈りを続けること5時間でこうなります。これは、2004年10月末の状態です。

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 上の写真の場所はその後さらに笹刈りが行われ、下の写真のように、奥までスッキリです。下は2007年ですね。この後、笹の駆除だけではなく、シダ類の駆除、さらには林床に積もった枯れはの掃除なども作業内容に加えています。この斜面、ずーっとカタクリさんがいることを12年前から私は知っていたのです。だから・・・このラインをピンク色に染め上げる森にするのが私の夢でもあります。

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 さて・・・明けて2005年春には、何もいなかったところがこんなふうになります。カタクリさんはまだ少ないですが、エゾエンゴサクさんはかなりの個体数ですね。ここからがスタートです。森がどんどん豊かになっていくのです。

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 そして、2009年春には・・・、下から上を見上げました!こんなにカタクリさんが増えています。でも・・・まだまだ株が小さい!あと3年・・・デス。

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 上から下を見下ろしても・・・、すばらしいですね。何もなかった森がどんどん生き返っています。

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 昨年笹を刈った場所⇒こちらのブログをご覧下さい。一番トップの辺りはこうです。

 ここにはカタクリさんはいません。かつて、泥炭地に客土するためにえぐられているからです。でも・・・笹をあけておけば、きっと色々な植物さんたちが飛び込んできますからね。大丈夫なんです。

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 ここよりちょっと低いところも・・・こうです。バイケイソウくんの住み良いところなんですね。でもピンク色のカタクリさんがちゃんと・・・。あと3年です。大丈夫!

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 下から上を眺めてみました。

 もうこんな場所だってあるんです。でも・・・ここは2007年に笹を開けたところかもです。

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 さらに、さらに・・・地面をよーっく眺めてみると・・・、花茎は上がってはいませんが、大きな葉っぱのカタクリさんが所狭しと・・・来年はきっと見事な花を咲かせてくれることでしょう。

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 さらにさらに・・・地面にはいつくばってよく見てみると・・・、1年もののカタクリさんです。先っぽに豆粒のようなものが着いていますが、これが、前年度蟻さんが地面に播いた種です。発芽して持ち上がっているんですよ。で、もっと驚きなのが、このか細い1本の葉っぱだけで、来年、発芽するエネルギーを光合成によって蓄えるのです。来年1年分だけのエネルギーです!このか細き葉っぱが円形になるのは、この後3年以上たってからです。文献によると・・・発芽から7~8年目までは、光合成によって作られるエネルギー(デンプン)の量は翌年の分しかなく、貯蔵できるのは開花する年あたりからということになっています。

 余分な貯蓄はしない。自分が生きるだけの最低量のエネルギーだけを貯金する。子孫を残せるくらいに成長してから、自分のエネルギーを貯槽する。まるで地球に優しい生き方ですね。子供といえども、生まれた後は自分の力で生きていく、そうでなければ淘汰される。地球に優しい遺伝子だけが残されていくカタクリさんの世界からは少しく学ぶことがありそうです。

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 さらに・・・谷だって・・・こんな植物たちはほとんどいなかったんです。それが・・・12年の時を経て・・・谷全体が黄色になりました。エゾノリュウキンカ(蝦夷立金花)です。写真右奥は笹が残ってますね。今年は・・・ここも駆除しましょう(笑)。

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 近くに行って見ると・・・さらに心に元気が染みとおってきます。こうです。

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 いずれにしても・・・12年間かけて愛を込めて育て上げた森。それが北海道医療大学・北方系生態観察園なのです。

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