2010年3月 4日 (木)

植物エネルギー 第592話 ~3月4日、北海道新聞 『元気!な植物たち』 ~

 今朝はとても良い天気でした。窓を開けて運転しながら、昇りゆく太陽の極上の朝の光をいただきました。ゆえに、心のエネルギーはMaxです。

 さて、北海道新聞の朝刊に連載している元気!植物たち ~ 春編 ~今日で3日目。いよいよ私の一番大好きで、これまで一番植物エネルギーをいただいた蝦夷延胡索さんの登場です。

 先ずは記事から・・・

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 私の大好きな作品の1つです。本邦初公開なんですよ。蝦夷延胡索さんの左側にいるのが昨日コラムで紹介した車葉衝羽根草です。画面いっぱいでどうぞ!

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 いかがでしょう?

 横位置でもどうぞ!

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 太陽が陰ったんです。同じ植物なんですよ。太陽の光が照らしている時と陰っている時ではあり得ないほど違います。どちらが良くて、どちらが悪いというのではなく、ただ違うのです。意味なく違うのです。きっと人も同じなのでしょう。「これまで通り」、「ずーっと同じ時」、「ずーっと同じ想い」などは存在しないのかもしれません。それは、単なる思い込み、幻想、はたまた願いなのかもしれませんね。

 地球に存在するもの全て、形も、想いも・・・変化し続ける。それがたぶん摂理です。

 でも・・・万物には全て始まりがあることも摂理ですね。森にいる全ての蝦夷延胡索さんの始まり(春の芽出し)はそれぞれに異なります。が、始まりは全て平等にあるのです。

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 ねっ、蝦夷延胡索さんの芽出しは全部違うでしょ(笑)!

 でも・・・、始まりは全て平等にあるのです。こんなふうに・・

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 先っぽについている黒い粒が、種だった部分です。力強い芽生えです。

 お花だって、実は様々なんですよ。同じものなど何一つないんです。

 遺伝子が同じであろうとなかろうと見た目が違えば違うのです!

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 一株一株全てが異なるのです。分類とは・・・ある特殊な人たちによって、都合のよいように単純化されたにすぎないものです。

 漢方では、「百人の人がいたら百人全てが異なる」が基本理念です。私は、蝦夷延胡索さんから始めてビジュアルにそれを教えてもらいました。

 さて、今日の最後は・・・今朝私がいただいた昇る太陽の元気のおすそ分けです。

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 さて、今日も元気に生きますか!

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2010年3月 3日 (水)

植物エネルギー 第591話 ~植物エネルギーが今度は北ガスの情報誌「ポケット」に!! ~

 先ほど北ガスの情報誌ぽけっと(北ガスジェネックス発行)2010年春号が送られてきました。

 ぽけっとは年4回発行される料理などステキな情報満載の情報誌なのですが、実は・・・昨年(2009年)からその表紙に私の作品を使ってくださっていたのでした。さらに、1回につき私の作品を4点ほどお送りしていたのですが、表紙以外の作品は北ガスジェネックスのホームページ上にPOCKET PHOTO GALLERY (「ぽけっと表紙」フォトギャラリー)を作ってくださって・・・うれしいやら、恥ずかしいやら・・・(笑&汗)

 よかったらご覧になってください(こちらをクリックしてください⇒POCKET PHOTO GALLERY

 で、2010年度も植物エネルギーが北ガス情報誌「ぽけっと」に登場しますので、ぜひご覧になってくださいませ!

 これです!

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 ご存じ、ニリンソウ「命のぬくもり」です。この作品はどこで展示しても一番人気なんですよ。

 私自身は桃太郎って呼んでますけど(笑)

 さらに、2010年度はパワーアップします。

 春・夏・秋・冬・・・漢方パワーという私のコラムが登場します。

 見開きで2ページです。このコーナーもぜひ読んでみてください。これです!

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 ちょっと読みにくいかしら・・・

 1ページずつばらしてみます。

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 こんなふうになってます。

 さらにさらに・・・

 私たちが3年前に設立した北海道医療大学発ベンチャー企業、(株)植物エネルギーが自信を持ってお届けする乾燥ダイコン葉エキス入り手作りセッケン(私とスタッフの2人で作っています)『すずしろの花』を読者へのプレゼントとして採用してくださったのです。乾燥肌、フケ症、子供さんの軽いアトピー性皮膚炎などの方からは好評を得ています。ぜひ一度お試しください。「すずしろの花」についてはこちらをクリックしてください「すずしろの花」

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 本当にありがたいことです。涙が出そうなほどうれしいです。北ガスジェネックスさん、ありがとうございました。

 最後は私と作品紹介も!

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 あちらこちらで、植物エネルギーが放出され始めています。

 お気を付けて(笑)!

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2010年2月25日 (木)

植物エネルギー 第581話 ~MyLoFE、今日発売です!&蝦夷延胡索の芽出しエネルギー!~

 今日2月25日は、北海道花生活マガジン、MyLoFE(まいろふえ)の発売日です。私についての掲載記事、春の短命植物たち(スプリングエフェメラル)についての私の写真&ショートエッセイが掲載されています。全道各書店で発売されます。ぜひご覧になってくださーい!

 それから・・・、MyLoFE(まいろふえ)の表紙には、私の大好きな作品が使われています。ゴージャスですよ(笑)。

 その作品とは・・・、これです。

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 カタクリ「春の祭典」です。さて、この作品がどんなふうに表紙になっているのか・・・楽しみです。私も今日一冊買って帰ります。いずれにしても・・・北海道医療大学・北方系生態観察園の元気なカタクリさんのエネルギーが色々な方へ届くのかと思うと・・・とてもうれしいです。

 ところで、昨晩は午前2時に帰宅でした。札幌市北区の薬剤師さんたちと会議をして・・・その後、少しだけ会食&ドリンク・・・歌もあったかしら(笑)???

 なので、今朝は午前6時に起床。少しお寝坊さんでした。

 通勤途中の様子です。

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 午前6時半ころ、あいの里付近です。どんどん日の出の時刻が早くなっています。

 石狩川を越えて、石狩太美の農道でも1枚。

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 あと1ケ月・・・ですね。もうすぐ森の中は植物たちの発陳エネルギーが炸裂し始めますよー!

 今日は北方系生態観察園の蝦夷延胡索さんたちの芽出し(発陳)エネルギーを、お届けしましょう!

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 ねえ、すばらしいでしょ(笑)。一口に蝦夷延胡索と言っても、全て異なる生命体です。

 人間だって・・・一人ひとりが全て異なる生命体なんでしょう。何もかも全て違うのですよきっと!ここからスタートして人とお付き合いすると・・・諍いはなくなるかもしれませんね。

 「人間皆同じ」。これって本当ですか?そして、そんなところからスタートするから・・・ねたみ、そねみ、怒り、悲しみ、惑い、畏れ・・・etc・・・が湧き上がるのかもしれません。

 「人間全てが異なる生命体」からスタートすると・・・1つでも同調できる何かがあれば、とてもうれしいし、逆に理解されなくっても・・・何も起こるはずがない。そう思えます。

 地球に生きる人類全てが異なる生命体で、1人ひとりが地球に対して何か大切なお役目があるというふうに考えることができれば・・・何かが変わるのではないかしら・・・と思っています。

 早春の植物たちの芽出しは、千差万別!私たちに大切な何かを教えてくれます。

 さーって、今日も生きますか!

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2010年2月16日 (火)

植物エネルギー 第575話 ~「MyLoFE(まいろふえ)」 2月25日発売~

 ご案内です。皆さん『MyLoFE(まいろふえ)』という北海道の花生活マガジンをご存じですか?(株)コスモメディアという会社から発刊されているんです。『北海道生活』や『poroco』というマガジンもこの会社が作っています。

 恥ずかしながら、このすばらしい雑誌を私はつい最近まで知りませんでした。昨年のあるイベントで北海道生活の方と名刺交換したことまでは覚えていたのですが・・・

 MyLoFE とは・・・(Make your Life of Flowers Exciting)の略なんですが・・・すばらしいですね。

 実は・・・今月2月25日に発売の3-4月号に私のすべて(私の紹介記事、植物写真とエッセイ)が掲載されるんです。雑誌の表紙(A4サイズ以上ははあったかしら・・)にも、皆さんがどこかの写真展でご覧になった、とあるステキな作品が採用されました。

 ハッキリ言います。ステキです! 必見あるのみ(笑)です!

 全道各書店で発売されますので、ぜひお買い求めくださいませ。

 MyLoFEの編集長さんが・・・これまた私の波動とぴったんこの方で・・・彼のブログによると・・・私は怪人なのだそうですが・・・この編集長さんもまた・・・すばらしい!

 この編集長さん・・・イヌエンジュの若葉の銀色やハマナスの蕾のクルクルなんかを見るとクラっとするそうです(笑)。では編集長さん、クラっとしてくださいな(笑)。

 行きます。イヌエンジュくんです。

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 で、お次はハマナスくんの蕾~お花までです。

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 それでは2月25日発売のMyLoFE、よろしくお願いしまーす!

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2009年10月15日 (木)

植物エネルギー 第453話 ~北海道新聞朝刊に秋の植物エネルギーが・・ ~

 お知らせです!

 昨日急きょ、来週月曜日(10月19日)から5日間毎日北海道新聞朝刊★元気な植物たち・秋編の連載が決まりました。

 魂を込めて執筆しましたゆえ(笑)、ぜひご覧になってくださいませ。ただし、掲載されるのは、札幌市内、石狩地区限定になると思います。

 ★元気な植物たち・夏編の弟1回目はこんな感じで掲載されました。

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 さて。今朝も朝早くから自宅を出て大学に向かったんですが・・・とてもステキな朝でした。まさに秋晴れ!で、その澄んだエネルギーをお届けしようと、コンパクトデジカメを撮りだし・・・パチリ!だったのですが・・・残念!SDカードを入れるのを忘れてまして・・・

 なので、一昨日の朝から晩までをダイジェストでお届けしましょう。

 先ずは・・朝5時半、自宅を出発。(少し疲れてるようで、最近朝起きるのが遅くなってます)

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 どんどん日の出が遅くなっています。ということは・・・大地がどんどん冷えていくといことです。大地が冷えると、身体も冷えていきます。これが漢方で粛殺の気といいます。冷えは邪の進入を容易にします。さらに、春から秋まで、人々の心をあたたかくしてきた植物たちの緑色がどんどんなくなっていきますから・・・自然と心も冷えていきます。体に入ってくる邪、心に入ってくる邪から守るためにも食生活を大切になさってくださいね。カボチャ、ジャガイモ、ニンジン・・・根菜類は春から天空の気大地の気をいっぱい溜め込んだ元気そのものです。野菜がたっぷり入った鍋料理やシチューなどをたくさん食べて身体の中から身体と心をあたためましょう。

 で、石狩当別町です。天空の気と大地の気をいっぱいになったお米の姿が・・・もう畑(田んぼ)にはありませんでした。

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 祭りの後!って感じです。

 暑寒別岳の一番南、神居尻山、ピンネシリなど樺戸山系が、すっきりくっきり、秋の晴天!

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 6時半に大学到着・・・で、13日は朝10時から、札幌市中央区にあるかでる2・7で講演。主催は(財)北海道女性協会女性のための教養講座~女性大学~社会とつながり、心ゆたかに、タイトルは『植物エネルギーと漢方の「気」女性大学にはこれで、3回目ですね。ありがとうございます。

 パワーポントで作った原稿の最終チェックをして、挽き立てのコーヒーを飲み終えて、朝8時半に大学を出発し札幌に向かいました。

 9時半に会場に着き、セットアップ。なんと220人ほどのステキな女性ばかり。

 私などよりもずーっとお顔からステキな「気」が溢れていました。北方系生態観察園に何回もお越しになってくださっている方や他の講演でお目にかかった人が・・・けっこういらっしゃいました。少し緊張しながらも・・・講演開始5分後には・・・絶好調なり(笑)!

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 2時間もの長丁場、お聞きいただきありがとうございました。これまでの漢方をベースに21世紀の漢方はいかがでしたでしょうか?口から飲まない自殺予防のクスリ・・・たぶん、これしかないと思っています。お聞きになった皆さんどう思われましたでしょうか?

 で、東区にあるイソップベーカリーで美味しいパン(夢が必ずかなうパンなんですよ)を買って再び大学に戻りました。

 最後は、この日の落日をご覧になってください。

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 あまりに心に沁みるので、大学近くの畑から・・・

 で、もっとアップでも・・・

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 地球の何かが・・・目から心に沁みてきました!

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2009年9月30日 (水)

植物エネルギー 第441話 ~速報!植物エネルギーが日本薬学会へ ~

 速報です!

 日本薬学会の学会誌『ファルマシア』10月号にグラビア3ページに、北海道医療大学・北方系生態観察園の植物エネルギーが写真12枚、カラーで掲載されました。

 有機化学を捨てて、今日ででちょうど14年間が経ちます(北大をやめたのが14年前の今日)。14年経って、ようやくお世話になった日本薬学会に恩返しできました。

 そして、14年前に「北方系生態観察園を全国レベルに!」という願いも先ずは達成です。故縣初代薬用植物園長、16ヘクタールの荒れた山の中をいっしょに笹こぎしてくれた学生たち、今井くん、佐藤くん、海野くん・・・、植物のことを教えてくれた吉田さん、それに予算をつけてくださった寺田前理事長をはじめ、大学の事務局の皆さん・・・他、関わってくださったすべての皆さんに感謝とお礼を申し上げます。

 これからは、北方系生態観察園がさらにステキな里山になるよう修行を続けていきますゆえ、今後ともよろしくお願いします。

 では、『ファルマシア』10月号の表紙とグラビアのページをご覧ください。

 先ずは表紙から・・・

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 そして表紙を開くと・・・

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 さらに次のページは見開きで!

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 さあ、こんなに想定外のことばかりが起こる人生もそう悪くはないと思えるようになりました。闇の先には・・・必ず光がある! これはもう間違いない!

 そう信じて今日もフルパワーだい!

 これから・・・北海道テレビHTBに向かいます。

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2008年1月20日 (日)

植物エネルギー 第147話 ~ 植物写真集&エッセイ 『植物エネルギー(仮題)』 ~

 北海道新聞社から出版される植物写真集&エッセイ『植物エネルギー』(仮題)についてのご案内です。

 1月18日(金曜日)に執筆原稿と使用する全ての写真の原版(スライドフィルムのこと)を編集者に渡してきました。執筆者としては、大満足の仕上がりになりました。128ページに中に北海道医療大学・北方系生態観察園内の植物たちの写真と前向き農家の栽培した野菜の花の写真が266カットも入っています。当初の予定からどんどん離れて、編集者、デザイナーさん、私のスタッフの4人の波長がどんどん増幅してしまった感があります。本のタイトルも『植物エネルギー』(月曜日の会議で決まるそうです)になりそうな勢い。びっくり!デス。植物エネルギーという言葉は2年前に富士フィルムフォトサロンで開催した写真展のタイトルです。こんな写真展はもう2度とできないかもしれないと思い、10ヶ月も考えて、ある日突然私の口から飛び出した言葉なんです。それ以来『植物エネルギー』という言葉を大切にしようと・・・。漢方で最も大切な『気』と同じ概念だと思っています。

 今のところ、定価は1500円、2月21日発売予定です。2月21日は新札幌のサンピアザ、光の広場で『植物エネルギー 2008』の初日です。そばには紀伊国屋書店もあり、たぶんここでも販売すると思いますのでよろしくお願いします。

 さて、この本の巻頭は私の大好きなエゾエンゴサク、カタクリ、オオカメノキ、エゾノリュウキンカの色々なステージの写真がダイジェストで掲載されています。

 例えばエゾエンゴサク。ここにお見せした写真は何百点もの中から選ばれた写真ですが、本の中に掲載されている写真はさらにこの中からさらに厳選されたものなんです。で、せっかくですから、選ばれなかった写真もいっしょにご覧になって下さい。

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 まだ、果実の段階の写真もあるのですが・・・

 とにかく、これ全部北方系生態観察園のエゾエンゴサクなんです。10年間、園内の笹刈りを続けてきた結果生まれたきた命です。まだまだ撮ってあげていないエゾエンゴサクくんもたくさんいます。北方系生態観察園全部のエゾエンゴサクくんを撮ってあげるつもりでいるので、私の撮影は一生続くのでしょう(笑)。

 本の巻頭は植物たちの写真がダイジェストで続きます。で、「はじめに」を自分で書こうと思い書き始めたのですが・・・なにせ、北方系生態観察園に関しては特別な思い、こだわりなどがいっぱいあって、全部書きたくなって、熱苦しい文章になってしまいました。なので、「はじめに」・・は・・・私のスタッフが、私のブログなどに書いている長い文章などをアレンジして、非常にコンパクトな文章で書いてくれました。

 「はじめに」をブログをご覧になってくださる方にご覧になっていただきますね。

はじめに
 前日の雨が大気中の塵を洗い流し、地球全体がまるで生まれたてのように新鮮でみずみずしい早朝、私は澄みきった空気を胸いっぱいに吸い込んで、カメラを肩にかけ、愛する植物たちに会いに行きます。私にとって特別なその場所は、西向きの斜面になっているため、地平線から顔を出したばかりの太陽の光はまだ届かず、辺りは神聖な薄闇に包まれています。私は宇宙の一部になったような静かで厳かな気持ちで、太陽が昇ってくるのを待ちます。やがて、最初の光が森に差し込みます。それは祝福の光のように、全ての植物たちに遍く生命の色を吹き込みます。写真を撮ることも忘れて、私はしばしその光景に見入ります。
 朝の光は特別です。朝の光を浴びた朝の植物にもまた特別な力があります。
 
 約十二年前まで私はこの世界の素晴らしさを知りませんでした。一日のほとんどを有機化学という分野の研究に捧げ、その狭い世界で人に勝つこと、自分に負けないことだけを考えて、わき目も振らず疾走するように生きていました。
 運命の女神が私をその道から引き離し、自然の中へ連れ戻してくれました。ずっと忘れていましたが、私の子供の頃からの夢は、国立公園の山小屋の管理人のような、一日中大自然と一緒にいられる仕事に就くことだったのです。
 生薬学教室の助教授と言う新しい職をいただいたからには、とにかく一通りの植物の名前を知っていなければいけないと思った私は、毎日森へ行き、そこにいる全ての植物たちの名前を調べて覚える修行を始めました。初めはなかなか覚えられずに苦労しました。教えてもらったり、図鑑を調べたりして名前が分かっても、三歩歩くともう忘れている自分にいらだちました。オオカメノキという植物の名前を初めて知ったときは、「俺の今まで知っていたカメは六角形をしたベンゼン環だったのに、おまえはなんてきれいな花なんだ。」と、何ともいえない感慨を抱いて涙が出ました。涙は心に溜まった毒を洗い流してくれます。オオカメノキは最初に出会った私の心のくすりでした。
 写真を撮り始めたのは、最初はただ植物の名前を覚えるためでした。ところがファインダーを通して植物を見つめるうちに、植物さんのエネルギーが私の中に流れ込んできたのです。
 私が季節によっては毎日出かける撮影フィールドは北方系生態観察園という場所で、私が勤める大学の中にあります。この観察園は私自身が計画立案し、完成のために奔走した私にとって思い入れの深い場所です。笹刈りなどの整備も行っています。自分が笹を刈った場所に、翌年カタクリの花が咲き乱れるのを見るのは、えもいわれぬ喜びです。もはやカタクリは植物のカタクリではなく、一人ひとりが私の子供であり、個性を持った「片栗さん」です。もちろん森の中の他の全ての植物さんたちも同じです。そんな愛おしい植物さんたちの芽出しから枯れるまでの一生を撮ってあげたい。ただその一心で、私は春、夏、秋、冬と、一年を通してこの森に入り、写真を撮り続けてきました。
 植物さんたちの写真を撮るとき、私は「自分を撮って欲しい」と呼びかけている植物さんを探します。そして、植物さんとファインダーを通して会話をします。その時、きっと、私は森と一体になっているのだと思います。
 気がつくと、長年患った持病も消え、身体もスリムになり、心身ともに健康になっていました。
 私を健康体に戻してくれたこの力を、私は植物エネルギーと名づけます。
 この植物エネルギーを説明することは、科学や西洋医学では不可能です。科学はただ一つの原因によって起こる現象を説明することは得意ですが、世の中に原因がただ一つしかない現象なんてめったにありません。良いこと、素晴らしいことは、様々な要因が霊妙な技によって組み合わさって起こるのです。私はそれまでの西洋的な科学の研究に見切りをつけ、漢方の勉強を始めました。
 漢方の最も大切な概念に「気」というものがあります。「気」とは生命の源。人間が生きていくための根源的なエネルギーのことです。
 私はここ数年間の勉強と実体験により、地球上に生きている植物全て(野菜、果物、穀類、山野草、雑草)が、漢方で言う「気」そのものだという考えに至りました。「地球上から植物がなくなったらあらゆる有機生命体が絶滅する」これは科学で証明するまでもない絶対的な真理です。今、人間の限度を知らない欲によって、地球上から植物がものすごいスピードで減っています。これは地球全体の「気」が減少し、地球そのものが病んでいくことを意味します。病んでいく地球に病んだ人が増えていくのは当然のことです。
 植物さんと出会う前は、人類は地球上にはびこる悪性のウイルスかガン細胞なのではないか、人類が滅びた方が地球のためではないか、などと悲観的なことを考えた時期もありました。しかし、今は違います。植物さんが地球のために大切な役割を果たしている以上、それを利用している私たち人類もまた地球に対して素敵な役割を持って生を受けているはずだと思っています。
 国、言語、宗教の違いを超えて、地球上の全ての人にとって等しく重要で、心の中に愛を生むことができる可能性のあるもの。それが「植物」だと思います。身近な植物に目を向ける人が増え、植物を愛する人が増えれば、人類全体の心が豊かになり、想像力が養われ、自分さえよければよいという考えが減って、植物が増え、環境が良くなり、世界が平和になる、そんな良い循環が生まれることを期待しています。この本が多くの人に植物エネルギーの素晴らしさを伝え、良い循環を作り出すきっかけになることを祈っています。
 本書には、写真から植物エネルギーが伝わるように、植物たちの輝く瞬間を捉えた写真をたくさん掲載し、植物を見るときの見方、「気」の取り入れ方(効能・食べ方も含めて)を漢方の考え方をベースに解説しています。

 なんか今は出会った全ての事、人、物に感謝している自分がいます。「いらないモノは何一つ無い。森の神様すばらしい植物たちに会わせてくれるために修行させてくれた」と思えます。で、今は感謝しているだけではすまない自分もいて、この感謝の気持ちを誰に、どこにかに返していこうと思っています。私が植物たちからいただいた「気」をすてきになろうとする人、モノに巡ってもらってこそ!ですよね(笑)。

 

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