植物エネルギー 第226話 ~旭岳の植物エネルギー(3)~
昨日に続き、旭岳 → 間宮岳 → 中岳分岐 → 中岳温泉 → 裾合分岐 → 裾合平 →姿見の池駅までの縦走の様子をお届けします。
旭岳のトップから足場の悪いガレ場の急斜面を下りると・・・・そこはお花畑でした。
どうです!!!いきなりイワギキョウくんの大群落が待ってました。EOS-1vとワイドレンズで撮らせてもらいました。雪渓も残っていて、何故か雪融け水のせせらぎの音も・・・すばらしいですね。写真右上が2時間以上かけて、苦しい思いをしながら登りきった旭岳の山頂です。人生と同じかもしれませんね。苦しさがあっても希望を失わず、あきらめず、苦しさの先の光を信じて、ブツブツ言いながら、休みながら一歩一歩前に進む!!!先の光があるから進むのではなく、光を信じて進む。同じようでも180度違う生き方なんです。
昨日のブログを書いていて気がついたことがあります。登山って、過去、現在、未来がいっしょになっているんですね。苦しいとき、目の前自分の足元だけを見て歩いている現在、途中、自分の歩いてきた軌跡をふりかえって、「ああなんだかんだ言っても、こんなに歩いてきたんだ。俺って結構やるね(笑)」と過去を振り返って喜びと現在の苦しさが繋がります。そして、だからこそ先の見えない頂上目指して未来に対する恐れよりも希望という光に向かって行く勇気が湧いてくる。そして・・・思いもしなかった感動がそこにある!自分で歩いてきたからこそ、自分だけの感動が得られるのですね。旭岳には決して登らない。そう思っていましたが・・・逆に、これまで以上の感動がありました。神様に心から感謝している自分がいました。
その感動をダイジェストでご覧になって下さい。
タムロンの180mmマクロレンズで撮ってみました。もちろんフィルム(Velvia 50)で!
別の紫色の花もいました。ミヤマリンドウくんです。
間宮岳に向かって歩いていると・・・タデ科のヒメイワタデくんがいました。
そう言えば・・・この時気がつきましたが、旭岳を登っているときにもこの植物がいたかもしれません。
そして・・・願いは通じるものですね。この3年間ぜひ会いたかった植物さんの1つです。クモマユキノシタくんです。2000mの大地にへばりつくように、力強く生きていました。
この植物さんは花びら(花弁)が美しいんです。180mmマクロレンズで撮ってみました。
いかがですか?
そして・・・終盤でしたが、エゾウサギギクくんにも会えました。最高ッス!
そして・・・ついに会うことができました。
ウスユキトウヒレンくんです。やっと会えました(笑)。梅沢俊氏の著書、北海道 山の花図鑑「大雪山」(北海道新聞社)には変異の大きい植物で、ユキバトウヒレン、ホソバエゾヒゴダイ、ユキバタカネキタアザミ、タカネキタアザミ・・・などなど・・・
上の写真はいったいなんと言う名前なのでしょう?私はウスユキトウヒレンにしてしまいましたけど(笑)。まあ私の場合正確な分類学上の名などどうでも良いんですけど・・・
私にとって必要なことは、撮影する時、ファインダー越しに、会話をしたい! 植物の名前をつぶやくことができなければ、ステキな植物の魂に触れることができないからなんです(笑)。カタクリさんに向かってウスユキトウヒレンくんと言うのはあまりにずれてますからね。
とにかく、会いたいと思っていた植物さんに会えてうれしい。それだけです。
さてお次は・・・
チシマツガザクラくんです。ここまでくると・・・・もう何も言う言葉はないですね。
さらに歩いていくと・・・見慣れぬものが・・・
もう終盤ですが、これも初めて会いました。チシマクモマグサくんです。これも神様のオマケプレゼントですね。
この辺りは間宮岳も過ぎて・・・中岳分岐です。到着時刻は朝10時33分です。
こんな植物もいました。
エゾイワツメクサくんだと思います。
で、いよいよ中岳分岐から裾合分岐までの下りです。途中に中岳温泉(無人です)あって、気持ちよさそうにオジサンが入っていたので、私もついついいっしょに・・・・最高の温泉日和でした(笑)・・・ですが・・・5日後にとんでもないことが・・・オジサンと話に花が咲いちゃって・・・40分くらいの入浴・・・で、その間、紫外線を浴びっぱなし・・・で・・・背中の皮が全部むけました(笑)。漢方では背中が陽、お腹が陰ですが・・・実体験してしまいました。痒くて、ひりひり状態が半月ほど。皆さん山の上で紫外線に長く浴びてはいけません!
で、いよいよ裾合分岐・・・
で、下の写真を見てください。
エゾノリュウキンカくんが満開なんですけど????
春先の花から秋の花まで・・・・高山は下界とは別世界です。びっくりです。
この先のフィルムはまだ現像されていません。いずれ・・・ここから裾合平の植物たちもご覧になっていただきますね。


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