植物エネルギー 第237話 ~植物写真、フィルム一眼レフカメラとデジタル一眼レフカメラ~
植物エネルギー第234話、~植物たちの輝く瞬間、元気をフィルムカメラで撮ってみませんか? ~では私が使っているマクロレンズ(植物たちのすぐそばまで近寄って撮影することのできるレンズ)付きフィルム一眼レフカメラのお話をしました。
今日はもう一歩踏み込んで、植物たちの勇気や元気を撮影する際、フィルム一眼レフカメラとデジタル一眼レフカメラでどう違うのかをお話しましょう。デジタル一眼レフカメラで植物たちを撮影されている方たちもたくさんいらっしゃるので・・・この話題は避けてきました。あらかじめ言い訳しちゃいますが・・・決してデジタル一眼レフカメラで植物撮影することを否定するのではないことを理解してくださいね。
私がフィルム一眼レフカメラで植物たちの勇気の元気を撮らせてもらう時のこだわり、思いなんです。
先ずはデジタル一眼レフカメラの便利なところを表にまとめてみました。
私もブログ用にEOS Kiss Digitalにマクロレンズを付けて撮影するこがありますが、確かに便利です。たくさん撮影することもできます。なんとなくランニングコストもかからないようにも思えます。
でも・・本当にランニングコストはかからないのでしょうか?
よくよく考えてみると・・・私のパソコンのパフォマンスはMaxまでチューンアップしてました。先ずはパソコン自体DELL社製のオーダー発注でメモリーは最大まで増設しています。だから、フォトショップ、イラストレーターなどいくつかのソフトを同時に使ってもなんら問題は生じません。それにフィルムスキャナーもGT-X700。当時としてはMaxのパフォーマンスでした。さらに600ギガの外付けのハードディスクを2台。解像度3200dpiでTIF画像で取り込んで、さらにjpg画像にも変換します。取り込むときにはスリーブから作品レベルのものだけを選びます。もちろんマニュアル操作で取り込みますが・・・ヒストグラムを見ながら、彩度、明るさ、コントラストをポジフィルムに近いように調節します。
ということで・・・デジタル一眼レフカメラの高解像度のデーターをストックするためには、カメラだけではなくパソコン、そのソフト、ハードディスクなどなど・・・色々とお金のかかることになります。もちろんパソコンのOSが大きく変わったり、ソフトのバージョンアップには相当神経を使うはずです。
次にフィルム一眼レフカメラの不便そうなところを表にまとめてみました。
確かにポジフィルム1本1000円くらいですし、現像に出すと800円くらいかかります。で、おまけに撮影後、現像までに時間もかかりますね(笑)。
フィルムカメラの不便そうなところとデジタルカメラの便利そうなところを並べてみましょう。
どう見てもデシタルカメラに軍配が上がります(笑)。
でも、私はこれからもフィルム一眼レフカメラでポジフフィルムに植物たちの勇気と元気を写していくのです(ニコニコ)。来年の東京での写真展が成功したら・・・Nicon F6をご褒美に買おうかと思っています。だから・・・富士フイルムさん!お願いですから、ポジフイルム(Velvia 50)の製造を中止しないで下さいね!
で、下の表をご覧になって下さい。私は先に述べたフィルム一眼レフカメラの一見すると不便そうなところが私の心を元気にする栄養素、クスリになっているからです。
皆さんは報道カメラマンでもなく、色々なメディア関係に必要な写真を撮っているわけではないですよね。これをお仕事にされている方にとっては画質の高い高級デシタル一眼レフカメラは必須アイテムでしょう。皆さんは何故撮ったものをすぐに見たくなるのかしら・・・。もちろん緊急性のある写真撮影もあるでしょう。法事や結婚式みたいに失敗のできない撮影なんかがそうですね。あるいは真っ暗な夜空の星とか夜景とか、とても速いスピードで動く、そうですね、飛行機や電車・・・などの連射撮影。これもデジタルカメラ向きかもしれませんね。
でも・・・植物さんたちは・・・大地に根をはって動かないんです。そして植物に近寄ってその息遣いを感じながら撮影するとき、実は360度の撮影角度があるんです。右下斜め45度方向、真上から、右上斜め30度方向・・・etc・・・。そして光を当ててくれる太陽は刻一刻と動きます。雲中に隠れたりもします。ですので、日の光の当たる場所が秒単位で変わるし、そんな時風が吹いたり・・・。なので、秒単位で自分の心に押し寄せる植物たちの波動が変わるんです。さらに使用フィルムは最も低感度の富士フイルム社製のVelvia50。ですからかなりのスローシャッターになります。1/8, 1/15なんてのはフツウなんですよ。
で、植物たちの撮影をしている方にお聞きしたい。あなたは『植物の写真を撮る』のですか?、それとも『植物の写真を撮らせてもらう』のですか?どちらでしょう?
『植物の写真を撮る』という気持ちが多い方、たとえば植物のお仕事をなさっている方やブログなどの完成度などに力点を置くのであれば、はデジタ一眼レフカメラは非常に便利なものとなります。私は後者の方ですのでどうしてもフィルム一眼レフカメラが必須アイテムとなるのです。森の中へ入り、森の一部になりきって、その瞬間ステキな植物を見つけ、近寄って植物たちの波動を感じながら、植物たちと会話をしながら森や植物たちの元気を分けてもらう。それが私が植物たちの写真を撮らせてもらう一番の理由だからです。
地面に腹ばいになってファインダーの中を見ながら、森の中を通り抜ける風を読みながら、息を止め、シャッターを切る瞬間を待つ。時には風がやまず、息が続かなくなり「フー」と大きく息を吸い込んだり・・・・「ああ窒息しなくてよかった!」「地球の神様、イジワルしないで下さいナ」などと森の中でつぶやいたり・・・etc・・・その全ての行動が植物たちを通して私を生かしてくれている大好きな地球の心に触れているように思えるのです。
ポジフィルムを現像に出して戻ってくるまでの「ちゃんと写っているかなー、どうだろ」というドキドキ感。「イヤーきっと大丈夫さ!」と自分を信じて待つ時間。これも私にとっては無くてはならない時間です。そして、現像後スリーブ(現像後のフィルムのことです)を開いてルーペで覗くときのドキドキ感。あるいは失敗した1コマを見ながら「何故、何故、何故だー」とがっかりする感情。これも私にとっての心のクスリなんです。何故かって言うと・・・先にも述べたとおり、シャッターを押す瞬間はいつも窒息しそうなほど息を止めてますから・・・これは・・・正に無我夢中、一生懸命、極端に言えば生命を賭けていると言ってもよいと思うのです。だからこそ・・・ステキな写真が撮れていると、渦巻くような感動が押し寄せてくるのです。その瞬間、地球上の全てのモノに「ありがとう」って思えるんです。失敗した時・・・これも一生懸命シャッターを押していますから・・・撮影していた時の自分の心の状態がハッキリと思い起こされます。そうなんです、ポジフィルムをルーペで覗いている瞬間、私の心は時空を超えて、撮影していた過去へ戻っているんです。
怒りや、悲しみ、憂い、恐れ・・・こんな感情が自分の心を支配している時は必ず、植物たちのブレた姿がフィルムに残っていることにある時気がつきました。それに、被写体に選んでいる植物があまりイケていない!その時、写真とは自分の心の真を写すものなんだと初めて知りました。自分の心がある種の感情に支配されブレている時、ポジフィルムに写る植物の姿もブレるのです。低感度のポジフィルム(Velvia 50)はどうしてもスローシャッターになりますから・・・ブレ易いフィルムなので、自分の心のブレ具合を写すには最高です。あと・・・私は1つの被写体を多くても3カットしか撮りません。それ以上は意味が無いからです。だって・・・私の選んだ植物たちを照らすお日様の光はせいぜい15秒間ほどなのですから・・・。当然連射モードは全く不要のものです。1カットに自分の魂を込めてシャッターを押す。これが私の撮影スタイルです。皆さんも・・・いかがですか?
今までお話したことが、私の心が元気になり、身体が極めて健康になった一番大きな理由だと思います。植物エネルギー233話に私の不健康だったころの写真もあえて掲載しましたので、あらためてご覧になって下さい。フィルム一眼レフカメラで植物たちを撮らせてもらうと「こんなに元気になります」ってことがお分かりいただけると思います(笑)。
あと・・・便利なモノって・・・実は感動を少なくするのではないですか?カメラに限らず、便利なモノ・・・私たちの身の回りにたくさんありすぎると思いませんか?「過ぎたる便利」こそ私たち人類のステキな感性や直感力を削っている張本人だと思っています。皆さん、そうは思えませんか? デジタルカメラのデータってデーターでしか無いのですよ。100年先には使えないモノなのですよ。パソコンのパフォーマンスを上げたり、フォトショップやイラストレーターなどのソフトだって相当お高く、バージョンアップにもコストがかかる。メディアの劣化だって、データーのバックアップ用のハードディスク(CDやDVDも信用はできません)、何より安易に撮れるということは・・・データー量も膨大になることもあるでしょう。でも・・・データ処理をするのは人間ですから・・・ネ。フォトショップの使い方をマスターしたり・・・なんてことは考えたことはありませんか?フィルムは100年先にもちゃんと残るんですよ。思いのこもったものはやはりフィルムで残していきましょう。
文章が長くなってしまいましたね(笑)。下の写真をご覧になって下しさい。
私が何やら、フキに向かってカメラを向けていますが・・・・、ファインダーの中は右側のようになっているんです。いかがですか?
もう一枚。これは北方系生態観察園の元気なカタクリさんがいっぱいになる場所です。ファインダーの中は・・・朝のお日様の光に照らされた、シウリザクラくんの実生がこんなふうに見えているんですよ。私にとっての心の栄養素、クスリなんです。
身近な植物たちの勇気と元気!
で、36枚のフィルムを撮り終えた後、現像に出します。待っている間はドキドキしながらも努めて平常心を保とうと・・・。で、戻ってきたフィルム(スリーブといいます)はこんなんです。
ライトボックス(下から光を当てる装置です)の上の載せて、ルーペで覗きます。
36枚の中から何枚かを選び印をつけます。
こんな感じですね。この瞬間、私の心は撮影していた瞬間の森の中へ!
で、お気に入りをハサミで切って、スライドにマウントしていきます。
選んだ作品は・・・
こんなんです(ニコニコ)。
過ぎたる便利は人間から感性、直感力、愛を奪っていきます。一見意味無く、面倒くさいことを自分自身でやることによって(ご飯の献立を考え、自分で料理を作って食べ、食器を自分で洗って食器をしまうのだって自分に対する愛につながります)、自分が生きている意味を感じ取ることができるし、自分のために何か自分でやっているという達成感、それが自分を愛している行為そのものであることに気がつくのではないでしょうか。モノが豊かでなんでもお金を出せば手に入るかのように錯覚している現代では、人類にとって一番大切な「愛する」ということがどんどん逃げているように思えるのは私だけでしょうか?
毎日欠かせぬ「食べる」という行為すら、便利というモノに置き換わっています。口から入る大切なモノからも愛が得られなくなりつつあるのです。もう一度自分の身近なモノに目を向けてみませんか?
化学をやっていたころの私は、今とは真逆、すなわち「仕事が忙しい」とう誤魔化しの言葉を発して、色々便利なモノに頼っていました。植物たちから勇気と元気を分けてもらった以上、もうその道を進むことはできないのです。植物たちの勇気と元気を伝えながら、身近な出会いと感動を感じてもらえるよう、「植物エネルギーメッセンジャー」の道を迷わず進んで行こうと思うのです。皆さん応援してくださいね(笑)
最後は・・・これで!
植物たちから勇気と元気を分けてもらいたい方!ぜひフィルム一眼レフカメラにマクロレンズを付けて森の中へ行きましょう。
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