植物エネルギー 第378話 ~札幌市⇔名寄市 480Km ・・前編・・~
先週末は名寄市へ行ってきました。研究打ち合わせと今月28日(日)に開催される「薬用植物観察会&撮影会」(主催:札幌薬剤師会北・東・石狩支部、共催:日本生薬学会北海道支部)の打ち合わせ&下見。そして、14日から名寄市北国博物館で開催される私の写真展「春の植物エネルギー ~勇気と元気~」の搬入&夜は、私の講演会「北海道の植物たちの元気」(主催:名寄市北国博物館、後援:なよろ野の花の会)のためでした。その様子を前編、後編の2回に分けてダイジェストでお送りします。写真は全てデジカメ(富士フイルム社製、FINRPIX F200EXR)で撮影しました。ポジフィルムでの作品は後日。
名寄市。思い出多き街です・・・。14年前に植物たちの修行を始めてから4年後、いよいよ本格的に薬草、山野草勉強をさせていただいたのが、名寄市でした。1年に6回は通ったよなあ~。日帰りなんてこともあった。旧厚生労働省の薬用植物資源センター「現在は(独)医薬基盤研究所 薬用植物資源研究センター 北海道研究部と長い名前になっちゃいました」の圃場。母子里の山々、沢、そして美深町の松山湿原・・・。なにより場長の柴田先生、鈴木さん、坪井さん、三浦さんとなよろ野の花の会の皆さんには本当に色々と教えていただきました。それも優しく、丁寧に。3年前にも写真展&講演をさせていただきましが・・・あれから3年。堀田は相当進化することができました。皆さんのおかげです。ありがとうございました。坪井さんもいつまでもお元気で!いつかクマさんとお話させてくださいね。
それから、理容店を経営なさっている小野さん。ダイコン葉入り手作りセッケン「すずしろの花」の製品化には小野さんのご協力なしには成立しませんでした。ありがとうございます。
などなど・・・名寄市にはステキな思い出がいっぱいなんです。今回のイベントは胸が熱くなる想いでした。
さて13日は朝5時半に札幌市を出発。私は国道275号線沿いの風景が大好きなので、高速ではなく国道を行こうと思ってました。そして皆さんへのお土産は野口農園の美味しいイチゴと決めていました。
6時19分野口農園到着です。お家の庭にステキなカンボクくんの花が満開でした。
イチゴ5パックを買ってすぐに出発。後に、皆さんにイチゴを食していただきましたが・・・「すばらしい」との声がすぐにあがり、私は大満足でした。野口さん、ここのイチゴは最高です(笑)。
さて、浦臼町を通過したころから、雨がすごくなってきました。おまわりさんに捕まらないように法廷速度で運転していたら・・・9時到着が怪しくなってきたので、砂川から高速道路を使いました。15分遅刻。
名寄市北国博物館って、森のそばにあるとてもステキな建物なんです。
反対方向には、とても懐かしい蒸気機関車がちゃんとキレイに保存されています。館長の鈴木さんは、一見おとなしいそうな方なのですが、昔は北海道の山々を登っていた心熱き人です。そのオーラがこの建物から感じ取ることができます。
この反対方向です。博物館は名寄市の街も見える高台にあります。余談ですが・・・名寄市は盆地なので寒暖の差が大きく、全ての農作物の美味しさが他とは相当差があるように思えます。特にアスパラは別格だと思います。ぜひ食してみてください。感動もんです。
作品の搬入です。ほぼ終了!すばらしい展示会場なんです。
お手伝いいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
この後、柴田先生とお食事、先生のオフィスに戻って、研究素材についても打ち合わせ、そして6月28日(日)に開催するイベント会場の下見です。
先ずは、こんな場所です。先生の車が先に行きます。そして、鍵を開けて入ります。
こんなんです。とても広い圃場なんです。ここに様々な薬用植物が栽培され、品種改良が行われています。漢方薬には欠かせぬ植物たちがほとんどです。
さらに、柴田先生は全ての植物たちに愛情を持っている方です。ここは薬用植物からヨブスマソウ(道端にもフツウにいる植物です)までちゃんと管理されています。すばらしいデス。
本日の、一番色鮮やかだったのはこれ!純日本産のオニゲシです。鮮やかなオレンジ色です。
さらに・・・これも鮮やかな赤い色。名前・・・ケシの一種で、自由に栽培できないい品種・・・教えてもらったのに、忘れてしまいました(笑)。修行不足なり。
圃場の広さもイメージしていただけたかしら?
さらに・・・、漢方薬にはなくてはならないダイオウくん。エネルギー(邪のエネルギー)を削ってくれる瀉剤(しゃざい)です。中国の高山植物でもあります。
まだまだいきましょう。
マメ科のナイムオウギです。その根を乾燥させたものを黄耆(おうぎ)といって、漢方薬に配される重要な植物です。肺の「気」を上げてくれます。
さらに、カノコソウ(下左)とホッカイトウキ(下右)です。両者とも重要な薬草で、カノコソウは女性のヒステリーやイライラに著効しますし、ホッカイトウキは婦人薬に欠かせぬ補血作用があります。
チシマフウロくん(下左)とミカン科の植物で???(後で柴田先生にお聞きします)。
チシマフウロくんはフウロソウ科の中では最も好きな花です。
こちらも柴田先生がお作りなったロックガーデン。すばらしい所です。なんでもアツモリソウも3株咲いたとか・・・
下2枚は順に、タニウツギくんとハイキンポウゲくん。
そして、今日のメインはこの2つ。
ベニバナヤマシャクヤクくん(下左)!最高です。花は開花して約1日で枯れてしまうんですよ。そして・・・オオタカネバラくん(下右)。これまた最高!両方とも死ぬまでに一度は森の中で会ってみたいものです。いつか、きっと!
さて、下見も終了してホテルへ戻って1時間ほど仮眠。夜に備えます(笑)。
夜です。
私のためにステキな皆さん全員集合でした。ありがとうございました。
一日の閉めは、口からの感動です。皆さん・・・この鍋、ただの鍋じゃあないんですよ(笑)。全てのお料理に感動をいただきましが、この2つは別格でした。
ホルモン鍋と厚切りダイコンのサラダ。麦酒が進む進む!(笑)。
このホルモン鍋、塩味なんですよ。それも相当お出汁がきいてるんです。新鮮なのですようね。初めて食べました。すばらしい!
口からたくさんの感動をいただいた後は・・・いただいた感動を歌にして、地球に音として感謝の気持ちを伝えたのでした(笑)。
そして・・・夜は更けていきました。


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