2009年12月 8日 (火)

植物エネルギー 第509話 ~ カタクリさんダイジェスト ②2004年 ~

 12月18日(金)から始まる私の写真展のオープニング。スライドトークショー&ミニパーティーが人数いっぱいになっちゃいました。予約は締め切らせていただきます。こんなに早く予約がいっぱいになるとは思いませんでした。ゴメンナサイ! 

 ミニパーティーはともかく、私の植物写真スライドトーク『植物エネルギー 2009ダイジェスト』をぜひ聞きたい、見たいという方、お知らせください。10名以上いらっしゃれば、翌日19日(土)の午後4時ころから追加講演しようと思います。私(maruho@hoku-iryo-u.ac.jpもしくは、画廊喫茶『チャオ(011-736-3434)』まで連絡してください。

 さて、今日は、カタクリさんの2004年度版です。

 カタクリさんは・・・2004年春から・・・いきなりステキなカタクリさんを撮らせていただきました。さっそく!

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 2004年春。カタクリさんの花と言っても、実に様々なカタクリさんがいるものだと気がつきました。このカタクリさんは・・・森の中に咲いているカタクリさんの中で一番のお姫さまでした。

 お次は・・・

 どうですこの勇ましさ!枯れ葉を押しのけて『どうだいオレ!』って主張してました(笑)。私は・・・子供ころから・・・意味なく、いつもいつかは勇者か仙人になれたらなあ~と思ってたんですよ。あこがれってやつです。

 で、実は私・・・45歳のころまでゲーマーでして(笑)、ドラゴンクエストは7までしっかりやりきってました。中でも勇者が一番好きで、自分で名前をつけられた時には、勇者ホリコフと名づけ、ゲームの中でいつも冒険してました(笑)。子供とプレステを取り合ってケンカなんてことも・・・。懐かしいなあ~(笑)。ゲームの中では「光れあれじじい」も大好きだった・・・。なんてことが心に浮かんで・・・

 かっこいいカタクリさんだったので、こんなキャプションを付けちゃったんです。

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 この2点は2006年2月に開催した初めての写真展植物エネルギー はるなつ・あき・ふゆにも展示しました。

 2006年に富士フイルムフォトサロン札幌で開催した写真展の全作品をホームページ上にアップしています。ぜひご覧になってください。

 写真展植物エネルギー はるなつ・あき・ふゆ』(2006年)(全作品がホームページ上にアップされています。こちらをクリックしてください写真展「植物エネルギー」)

 カタクリさんの花は、大きくて奥行があって、なかなか上手に撮れないという方もいらっしゃるようです。コツがあります・・・お教えします。来春にごいっしょしましょ!

 他にもこんな作品があります。

 先ずは芽出しと蕾!

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 この年から2年間白いカタクリさんもいました。個体数が増えると自家受粉のせいで、遺伝子異常に白が出現するんです。でも・・・白は遺伝子異常なので・・・弱い!

 エゾエンゴサクさんは、そうでもなさそうですが、カタクリさんのアルビノは弱そうです。

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 さらに・・・

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 上右は・・・花びらが細いですね。まだ花を咲かせてから若い年月しか経っていないのでしょう。これからこれから!頑張れ!

 この年は実に様々な角度からカタクリさんのお花を撮影していましたね。なんとかステキに!と思って・・・

 下右は、朝の光を浴びたカタクリさんを初めて見た瞬間です。全くの異次元のカタクリさんであることを初めて知った瞬間です。

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 そして・・・

 様々なカタクリさんも見えてきました。

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 こんなカタクリさんを撮ってたんですねえ~

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 まだまだ、カメラと三脚と格闘(使い方が慣れていない)、森の中に何かステキなモノはないかと目を皿のようにして歩き始めたころに撮った作品たちでした(笑)。

 朝早くから森の中に入って、写した写真を見ながら、図鑑とにらめっこ、カタクリ関する本をむさぼり読んで・・・無我夢中で一日が駆け足で去っていき、ものすごい勢いで明日がやってきたころだったんですねえ~。今とは別次元で、他の世俗的な全ての物事を忘れ植物とカメラに没頭してたころのお話でした(笑)。

 今は・・・『ステキなモノは必ずそこにあるさ!きっと見えるし感じることができるさ』という実に肩の力が抜けた状態で森の中に入ることができます。ステキな何かを撮り逃がしても・・・『まあそんなもんだよなあ~。ステキなモノは無限にあるのさ。また次行こ!』。なんてね・・・かつては怒りんぼ大将軍だった私が・・・(笑)。全く別人の如くです。

 ところで、植物さんたちとお付き合いしたいけど、植物さんたちの名前が覚えられないと言って、植物さんとお付き合いを放棄しているあなた! 植物さんの名前を覚えようとすることを一時放棄しましょうよ(笑)。一般の方が植物さんの名前を完全に知る必要などどこにもないですよ。私は・・・一応プロなんで知らないとダメですなんですけど(笑)。植物学者さん、植物画、植物写真・・・etc・・・でご飯を食べている人は・・・そりゃ知らないといけません。が、植物さんを愛そうとする人たちは、「いずれ覚えることができたらいいな」十分!植物さんの名前を今知っている人だって・・・かつてはゼロだったんです。自分が覚えたことを知らない人に強要してはいけないし、覚えられない人を白い目で見てもいけません。私の周りには・・・オオカメノキさんのことを『あのウサギさんの木さあ~』って言う人がたくさんいますよ(笑)。気心の知れた仲なら「ウサギさんの木」で十分話が通じます。私はそこから何かが始まると思っています。植物さんの名前を良く知っている人ほどニコニコして笑顔でほほえましく見てあげたらいい。そう思っています。

 植物さんて・・・地球の元気そのものです=愛そのもの=地球で一番ステキな生き物。植物さんに限らず、ステキなモノ、コト、ヒトこそ簡単に手に入らないものでしょ!なんで・・・植物さんたちの波動を感じるには、3年はかかります。ゆっくり行きましょ。ただ・・・私といっしょだと1年で大丈夫かも・・・なんて自己宣伝しちゃったりします(笑)。

  カメラ、植物さん、セッケン製造法、有機化学・・etc・・すべてにおいて堀田式ってのがあるんですよ(笑)。ぜひごいっしょしましょう!

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2009年6月19日 (金)

植物エネルギー 第380話 ~森の中でステキなカタクリさんに出会って想ったこと~

 ついに使っていたパソコンが壊れたようです。フツウに使っていると、急に青色の画面になって・・・。パソコン内のデータは私の生命線なり(笑)。パソコンを新しく注文して、中のデータ全てをそっとハードディスクに移しました。

 データーをチェックしていたら・・・2006年に鮨商新聞に3回で連載したコラムが見つかりました。友人に誘われて、中央区は札幌医科大そばで電車通りにある、老舗の鮨屋さん「あら政」さんに行ったときに、ご主人に頼まれたのでした。3回掲載で鮨券30000円分。掲載後も口からの感動をたくさんいただいたのでした。

 で、当時の稚拙なレベルながら、一生懸命書いていたようで・・・3年前の頑張っていた私に敬意を表してブログに再アップしちゃいます。

 その前に今年のカタクリさんの作品を2点。ご覧になってくださいませ。

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 ピンクのカタクリさんの集団。で、花びらに白いストライプのあるすばらしいカタクリさんと・・・白の花びらの中にわずかに赤紫色の入ったカタクリさん。皆さんはどちらがお好みかしら(笑)。

 では、本題です。

                    カタクリさん

            北海道医療大学薬学部・生薬学教室
                 助教授 堀田 清

 私は北海道の野山でたくましく生きている植物さんたちが大好きだ。特に長い冬が終わり、まだ残雪が残る森の中に色々な植物さんたちが動き始める芽出しの季節、それも朝日に照らされる早朝の植物さんたちがなんと言っても最高だ。毎日訪れる森の中で、今年一番のカタクリさんの花を見つけたのは、4月30日朝7時。弱い春の朝日を浴びてピカピカに輝いていた。木の切り株に腰をおとして、「今年もまた身近な所で感動に出会えて幸せだなあ」と思った時にふと頭の中をよぎった素朴な疑問。

 「今年は西暦2006年。2000年以上の日本の歴史の中で、庶民がお腹一杯白いお米を食べることができるようになったのはいったい何時ごろからなんだろう?」と・・・。森の中を歩き回り、心地良い汗をかいたせいで軽い空腹感を感じたせいかしら・・。太平洋戦争中は・・「違う」。戦後すぐは・・「違う」。私が生まれたのは昭和33年。子供のころは・・「ご飯だけはお腹一杯食べることはできたけど・・。納豆ご飯、タマゴかけご飯が大好きで・・・。リンゴなんかは冬になる前に青森県から木箱でモミガラの中にいっぱいつまって送られてきて、忙しい中、お袋が剥いてくれたリンゴはとても美味しかったっけ。バナナは高級品だったし、トンカツなんて1年に何度も食べることはできなかったなあ。ましてや、お鮨屋さんでにぎりたてのお鮨を食べるなんてことは・・・。」

 私は子供のころトンカツが大好きで、家の畑で育てたキャベツを使ったみずみずしい千切りキャベツの上にのった大きなトンカツにウスターソースをかけて食べる時、至福の幸せを感じ、私の周りの全ての人たちに感謝していたあの頃・・・。そう、「長い日本の歴史の中で少なくともつい60~70年前以前は庶民が白いご飯をお腹いっぱい食べることのできなかった民族なんだなあ」と気がついた時、森の中でステキな一輪のカタクリに感動している自分が心の底から幸せでステキだなあと思う。

 森を渡ってくる風の音、木々たちがぶつかり合う音以外に人工的な音は何一つ聞こえない森の中。圧倒的な生命の息吹、勢いを感じる森の中。身体全体に大地に流れる大いなる生命エネルギーが私の身体の中にしみ込んで来るのが分かる。これが、漢方で教える生命エネルギーの源、「気」というものなのかと思う。「私は大地から元気をいただいている。私の心は元気だ」そう強く思った。そこに自分の周りにいる全ての人、全てのモノに感謝しながら、明日からも前向きに生きていこうと思う自分を見つけた。

 今、オフィスにある机の上でこの原稿を書いている。どうやら2ケ月前の森の中での出来事に心がトリップしていたようだ。現代。60~70年前の日本に比べて今は圧倒的にモノが豊かになった。すばらしい事だ。望めばいつでも好きなものが食べることができる時代だ。家だって、車だってお金させあれば何だってすぐに手に入る時代。ひょっとして幸せだって、健康だって・・。そう錯覚してしまいそうな現代。

 果たしてそうなのだろうか?「心の元気」ってお金で買えるのか?「身体の健康」は、最先端の科学技術を駆使した検査などでチェックできるからひょっとするとお金でなんとかなるかもしれない。だけど・・・心が元気でなければ、身体が元気であるはずがない。それは漢方医学の中では当たり前のことだ。じゃ「心の元気」って何?漢方でいうところの「気」が満ちた状態って・・何?私はこう思う。毎日生活している身近な空間の中でいくつ感動できるかではないかと・・。自分の目の前のことに感動、感謝できなくて心が元気であるわけがない。そう思う。自分の身近なところで感動と感謝の数が多ければ多いほどその人の心は「気」で満たされ「元気」なんだと思う。


 
 

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